6418ヘッドフォンアンプ10
最初にテスト基板として作ってみて、うまくいったらそのまま完成品にするつもりだった。思ったよりうまくいって、何とか形になった。調子に乗って音だしテストしてみよう。その前に完成外観を。前から見るとこんな感じ。電源付きボリュームなので電源スイッチは無い。電源インジケーターは青色LEDにした。必要最低限なのでシンプルだ。後ろから見たところ。電池内蔵なので入力端子のみ。電池交換が面倒だが、何とか持ち歩ける大きさにできた。一応手のひらサイズだ。まずiPhoneに繋げて視聴してみた。電源を入れると結構なポップノイズが入る。それに無音状態でシャーというノイズも僅かに聞こえる。ピー音は無いが、まだまだ完成度が低いな~適当に曲を再生してみると、広がりのある音でなかなか良い感じの音だ。オペアンプをMUSES8820に換えたお陰もあるかな。ただ、全体として高音よりで低音が弱い。ボリュームを上げると歪みも凄い。しかし電源が電池で、仕様が±34mAしか流れないMAU109を使っているのにここまでの音が出るとは思わなかった。正直仕様からは相当外れているはずだ。6418はかなり外部からの影響を受けやすい敏感な球だと思うが、可能性を感じる。電池は満タンに充電したら何とか2時間使用できた。音質を改善するには、電源は電池でも良いが、最低でも100mA流せる3W級のMCW03-05D15を使いたい。バイアス電源も取り方を工夫したい。まあ何とか使えるので、とりあえず完成としよう。