YOUNG SONG
何のことだかわかるだろうか?覗いてくれてる同級生諸君、あるいは同年代の楽天仲間ならピンと来た方もいるかもしれない。これはいわゆる「月刊『明星』の歌本」である。人生のBGMはユーミンで(本人談)高校の頃、部屋にはQueenのポスターが貼ってあったロック少年(友人談)そんなあたしだが、ミーハーだったから、歌謡曲からは離れられず最も尊敬し、かつ愛する作曲家は筒美京平大先生だし作詞家は阿久悠大先生を尊敬し、松本隆の詞をこよなく愛している。故に渋谷陽一にかぶれていても、月刊「明星」は買っていたと(笑)欲しかったのは、桜田淳子のポスターではなく(いや、好きだったが 笑)歌本こと「YOUNG SONG」だった。あの時代の歌の歌詞カードが要らないのは、聞き込み度が高いのもあるし歌そのものがシンプルというのもあるかもしれないが、あたしにとっては、歌本の存在は大きいのではないか?と思ったりする。時代は変わり、「明星」が「Myojo」になっても「YOUNG SONG」は今も同じ名前で、しっかり付録である。先日、それを見てなんだか嬉しかった。(買ったりはしないが 笑)付録といえば「りぼん」の付録が有名だが、この歌本もなかなかレアものらしい。何せ私も一冊たりとも保管していない。持ってたら財産だったかも。そういえば、明星にはライバル平凡があった。不思議なもので、平凡の印象は薄い。あたしは明星である。ちなみに別系統では、平凡パンチより週刊プレイボーイであった。(笑)(月刊だと「GORO」であった)今でもある、ということは時代の趨勢に関わらず需要はあるということで、世の中は変わり、カラオケBOXで歌を歌える時代になっても歌本は不滅。ジャニとハロプロが席巻し(今は勢いいまいちだが)、歌謡曲というジャンルが、J-POPでひとくくりにされる時代でも、歌との接点に歌本は健在。昭和な人・松風には嬉しいことだった。