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カテゴリ:疲労撃退
ここ数年、夏になると異常な暑さを記録していて「夏はウンザリ」なんて思う方も多いのではないでしょうか。「夏バテ」とは暑さのために、カラダ本来の働きが低下してしまうこと。またクーラーのきいた室内と外気の温度差が自律神経を失調させることでも、様々な症状を起こします。
あなたは次の症状にいくつ当てはまりますか?(診断結果は、下にあります) □あっさりしたものばかり食べている □最近特に麺類が多い □冷たいジュース・ビールなどよく飲む □入浴はシャワーですますことが多い □寝苦しく、寝不足気味である □クーラーを25度以下に設定している □休日、室内で過ごすことが多くなった □汗をかくのがイヤ <対策は?> ◎香辛料や香味野菜には胃液の分泌を促進し、食欲を増進させる働きがあります。宣伝で「夏こそカレー」とよく耳にしますが、ちゃんとした理由があるのです。 具体的にはカレー粉、コショウのような香辛料や、わさび、しょうが、みょうが、ねぎのようなにおいの強い食べ物など。 ◎夏になると、そう麺や冷麺など冷たくてのどごしの良いものが、おいしく感じますね。時々食べるにはいいのですが、ずっとこのようなものを食べていると栄養が偏り、胃液を薄めたり、胃液の分泌を抑えるので程々にしましょう 。 ビールやジュースなども同様です。特に食事中の飲み物は温かいお茶にしましょう。 ◎エネルギー源である良質なたんぱく質をしっかりとりましょう。肉類、魚介類、大豆製品、乳製品に多く含まれています。 また疲労回復に効くビタミンB1を多く含む食材や、ビタミンB1の吸収を助けるアリシンを含む食材などを、いつもより多くとることをこころがけましょう。だからといって、それだけに偏らないようにバランス良く食事をとることも大切です。 ◎アリシン効果 人は疲れるとビタミンB1を消耗します。ビタミンB1が不足すると、とにかくだるく、イライラしたり、精神的にも不安定になってしまいます。そうすると、ビタミンB1を補給する必要がありますが、実はビタミンB1は水に溶けやすく、熱にも弱いのです。 しかし、「アリシン」が含まれる食材と一緒に調理すれば、ビタミンB1と結合することにより「アリチアミン」を作り出します。「アリチアミン」は水に溶けにくく熱に強いため、加熱調理による損失も少なくてすみ、ビタミンB1より体内に吸収されやすくなるので、効果がアップします。 ニンニクには多くのアリシンが含まれています。臭いが苦手という人のために、「ニンニク卵黄」はおすすめですよ。
0~2・・・・・今のところ大丈夫、あなたは夏に強いのかも。 3~4・・・・・夏バテ予備軍、適度に汗をかいた方がいいですよ。 5以上・・・・・しっかりと夏バテ対策をして乗り切りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 3, 2006 12:34:54 PM
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