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カテゴリ:英語
初心者のひつじ@@にみなさんからアドバイスいただき、
ありがとうございますm(_ _)m 基本的に、楽天家ですっとこな私ですので、これからものんびり、気長にやっていこうと思います。また何かありましたら、どうぞよろしくお願いします。 さて、サミットに出席された河野太郎さんが、英語のことで意見を述べられています。もっともだと思ったので、転載させていただきます。自分に対する反省ももちろんのこと、これからの子供たちにとっても大事なことではないかと思いました。(本当は後半だけ掲載したかったのですが、全部いれなきゃだめみたいで。時間がない人は、後半だけ読んでいってください) ごまめの歯ぎしり メールマガジン版 河野太郎の政務官日記 ============================================================ WSSD(World Summit on Sustainable Development)が行われてい る南アフリカのヨハネスブルグに、GLOBEの一員として、行って まいりました。(日程はホームページ上の出張報告で) 海外出張では、基本的に外務省、在外公館に迷惑をかけないことに していますが、ヨハネスブルグは極端に治安が悪いため、空港到着か ら出発まで、他のGLOBE議員(橋本元総理、田端正広・若松兼維 両代議士、広中和歌子・加藤修一両参議院議員、小杉隆元代議士)同 様、外務省をはじめ各省のロジスティックス担当のお世話になりました。 空港では、お金を替えないようにという注意に始まり、スイス代表 団が二度、強盗に襲われた事件、邦人がヨハネスブルグ中央駅で身ぐ るみはがされた事件、日本パビリオンで日本からの参加者がパスポー トまで盗まれた事件などの話を聞かされ、決して単独行動をしないよ うに、どこにいくにも必ずロジスティックス担当者が同行するように とのご注意を受けました。 各議員に配られた資料の中には、覆面パトカー、あるいは私服警察 官を名乗る人間に停止を命ぜられたときは、運転手に対し、停止しな いように指示すること、相手が銃を向けるなど、どうしても停車しな ければならない状況になったときは、ガソリンスタンドなど人目のあ るところに止めること、目的地までのルートは事前に確認し、見知ら ぬ人に道を尋ねないことといった注意書きが書いてありました。 夜間に信号で停車した大使館の車が、後ろの車から降りてきた人間 に囲まれてしまったということもあったそうです。夜は赤信号でも止 まらないように、とのことでした。 こうした状況の中、自由行動はできず、国会議員に割り当てられた バスが二台ということで、本来の目的だった諸外国のNGOや代表団 とのネットワーキングも思うようにいかず、片道二十時間かけて行っ た割には成果の上がらないものになりました。 そんな中でも、南アフリカの議員との意見交換の中から、南部アフ リカ十四カ国の政治家と日本の政治家の間での電子メールを利用した 意見交換を継続的に進めていこうという合意やアフリカのNGOとの 意見交換、OXFAMをはじめとする先進国のNGOや世界銀行との 債務問題に関する情報交換の窓口をつくることができたことなどがで きました。 日程が許せば、GLOBEの総会にも出席したかったのですが、残 念ながら、欠席になりました。しかし、百聞は一見にしかずといいま すが、初めての南アフリカで、アパルトヘイト後の実態を見ることが できたのは収穫でした。 GLOBE日本としては、次は、来年の世界水フォーラムで、各国 の議員による会議を主催することになります。これからは、そこでの 提言に向けた活動を始めていくことになります。 いつも感じることですが、日本からの情報発信能力をもっと強めて いくことが本当に必要です。 日本が何を言うのか、世界が注目しているという状況を作り出して いかなければ、世界は日本の発言に目を向け、耳を傾けてくれません。 金がなければ、ODAがなければできないような外交では、これから は通用しません。 さらに、もっと単純に、英語の能力が日本人全般に無さ過ぎます。 英語でなければ発信できないのが現実です。根本的に日本の英語教育 を根本から立て直さなければなりません。中高の六年間、大学まで行 けば十年間、英語を勉強しているのに、この程度の英語力というのは、 日本の英語教育に問題があるというよりも、今の英語教育そのものが 問題だと言わざるを得ません。 英語よりもまず国語、などとおっしゃる方がいますが、日本語をそ もそも英語と比べるのがおかしいのです。日本語は、文化であり、文 学ですが、英語は単なる道具です。(もちろん英文学や英語圏の文化も ありますが、そんなものが必要とされているのではなく、単なる言葉 としての英語が必要なのです)。コンピュータが道具であるように、英 語も道具です。日本語か英語か、ではなく、我々の文化である日本語 は当然教育の中の大切な一部ですし、英語は情報発信のための道具と して、使えるようにならなければなりません。 ============================================================ ■編集:河野太郎 ■発行:河野太郎 ●関連ホームページ: http://www.taro.org/ ●ご意見・お問い合わせ: konotaro@h5.dion.ne.jp 当レポートに掲載された記事は自由に転載・再配布できます。 但し、記事の一部を取り出したり改変しての転載を禁じます。 なお、メーリング・リストや掲示板への再配布も許可します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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