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ある内科医の独り言

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2006.05.05
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ずいぶん長い間ご無沙汰していました。慣れない勤務で更新するほどの余力がなかったことが大きな原因ですが、新しい職場にも少しずつ慣れてきたのでボチボチ更新していこうかと思っています。メインマシンがMac miniからMacBook Proに変わり、秀逸なIMが使えなくなったこともやる気をそぐ一因です。ATOKは現時点ではintelMacに対応しておらず、また試用版で提供されるEGBridgeはなんか変換効率がいまいちです。標準IMの「ことえり」は賢くなったとはいえカスタマイズがほとんど不可という状況は変わらず。とりあえずまだ使えるEGBridge試用版を使っていますが、ストレスフルな状況は変わりません。長い間ATOKで染みついてしまった「慣れ」はなかなか抜けそうにありません。皆さんはいったいどんなIMを使っておられるんでしょうかねぇ? 「弘法筆を選ばず」とはいいますが、どんなIMでも同じように使えるわけではないでしょうから気になるところではあります。

閑話休題

新病院へ赴任して約1ヶ月。今日も朝から勤務。以前の公立病院なら5連休だったろうが、さすがにそうはいかないようだ。透析設備を持つ病院のため患者さんは休みなど関係なくやって来る。お互い、休日ぐらいゆっくりと…と思っていても身体はそれを待ってくれるわけではないからだ。

基本的にはルーチンワークに終始するため顔ぶれも同じならすることも同じ。時間もほぼ同じで、違うことといえば季節によって移ろいゆく窓の外の景色くらいか。だから休日の勤務といっても救急のようにあたふたすることはなく、きわめてゆっくりとした、しかし終わりのない時間が流れているだけだ。

生活に組み込まれた通院。もう、病院は家の一部と化している。基本的には「死ぬまで」通院を続けなければならない人たちばかりだ。だれも好んで透析を始めたわけではないだろうが、それにしてもほかの病気と違って先行きへの閉塞感は強い。

治る見込みのない病気。しかしすぐに悪くなるわけでもない病気。何年か、何十年か…先行きの見えない病気。今まで持っていた病気への概念を根底から覆してしまうような状況が目の前にある。

うちの病院へやってくる患者さんはもちろん、透析患者さんだけではない。肺炎や腹痛は今までと同様だし、しんどい病(笑)も少なくない。ただ、今まで診ることのなかった一種異様な雰囲気を持った患者さんたちが日常生活を送っていることに驚きを禁じえなかったのだ。

急性期から慢性期まで。一生涯で経験する病気には多種多様なものがあることを再確認しつつ、これからも勉強していかないとなぁ、と思う。





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最終更新日  2006.05.05 22:11:19
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