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本日、当牧場含めご近所4軒の牧場で子牛の角焼き(除角)があった。 うちは6頭。それぞれに忙しかったり、なんやかやと延ばしていたらだいぶ大きいのからあわせてそのくらいの頭数になってしまった。 除角隊が来るまでに、あらかじめ子牛に頭絡(ひき付け用の手綱)をつけて準備しておく。 当牧場はチビたちをのびのびさせておいているので、捕まえるのも一仕事。 体力勝負である。 チビたちの部屋の隅っこに追いやって、なんとか頭絡をつける。 と言ったって、じっとなんかしていないので、いつもはそんなとこ、そんなに伸ばしたことないよって感じにいろんなところの筋肉が伸びる。 ももとか、わき腹とか、ぷるぷる震えながらやっとこさ捕獲するのだ。 かくしてようやくすべてのチビの準備ができて、角焼きがスタートする。 角焼きは男性陣のしごと。暴れる子牛を力でねじ伏せて作業する。 大の男が二人から三人がかりでやっと押さえる。 気絶する牛やら、逃亡を企てる牛やら、その子によって様々。 嵐のように角焼き隊は角を焼き、去っていく。 そしてそのあと、もつ鍋とか豚汁とか食べながらご苦労さん会になる。 が、途中で除雪の要請が入り、牧場主は除雪へ出動。 ああまたしても、夕方の搾乳は一人・・・。 そのうちに昨日予定日だった牛が産気づき、大きな足が出てきた。 彼女はベテラン母さん牛だったので、お産自体は軽かったが、予定日を過ぎててしかもオスの子牛だったため生まれた時点で、かなり大きい。 その子牛をシートにのっけて子牛の部屋まで引っ張って運ぶ。 子牛が落っこちたりしないように見ながら運ぶので、後ろ向きでなぜか爪立ちぎみで引っ張る。 ももの裏側やら、ふくらはぎやら、あ、そうそう、ここにも確かに筋肉があったなあ。と気づくくらい、効く。 毎日子牛の除角とお産があったなら、コアリズムもビリーも真っ青なくらい、コアマッスルに効くだろうな。 わき腹の腹筋がものすごく痛い・・・。 こんなに痛いなら、この痛みよ、せめて「女神のくびれ」にでも変化しておくれと祈るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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