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ロッテ歌のアルバム 【CD】 一週間のご無沙汰です。(古っ!)←・・・というか、素ネタ分かるかな・・・(苦笑)。 この一週間、なんかバタバタしていました。 放牧場の肥料散布のお手伝いを二日間。牛の授精。授精させるための治療の、そのための観察やら何やら。来月の牛のお産のための牛の移動。そして昨日は一日削蹄(爪きり)の補助。 毎日細かな仕事が積み上げられていて、それをだるま落としみたいにひとつひとつ片付けていく。足でも車でも走り回り、ぱたぱたしているうちにあっという間に一日が終わる。 その繰り返しの毎日。 こんなに毎日バタバタしているのに、「自分の稼ぎ」というものがほとんどないとは・・・。 そんな毎日のなか、目下のささやかな楽しみはなんといっても「ゲゲゲの女房」。 水木さんのとこに嫁に来たはいいけれど、想像を絶する貧乏暮らしに日々奮闘中のフミエちゃん。毎日寝ないで漫画を描いているのに、いっこうに楽にならない暮らし。入ってこない原稿料。 見合いからたった5日。好きかどうかも分からないうちに結婚して、一緒に生活して。 ほとんどなにもない生活用品を一からそろえて、やりくりして必死に働く男を支えるなんて。 見上げた女っぷりです。 あの暮らしを見ていると、母から聞かされた父母の新婚当初の話を思い出します。 父も結婚したとき背広の一着ももっていなくて、家財道具もまったくなかったとか。 だけどそこから、父は必死で働き、母はやりくりしながら必要なものをそろえていき。 少しずつ二人で「家庭」を作っていったみたいです。 あのドラマに出てくるお玉はうちにもずっと同じ形のがあって、母が愛用してました。 叔父のところに遊びにいくと、叔母も同じのをもっていて「これ、お義姉さんから買ってもらったお玉よ。今でも現役なんだから。」と言っていました。 お金も物も、今よりずっとなかった時代だけど、一緒に家庭を築いていくって気持ちは男も女も強かったように感じます。 ゲゲゲのなかで、水木さんのお父さんが水木さんに見合いを勧めるときに言ったひとことが私は好きです。 「一人扶持は食えないが、二人扶持は食える」 「どうすりゃそんな理屈になるかね」と水木さんは苦笑しますが、でもなんか分かる気もします。 自分一人だと「まあいいや」って思ったり、そのときなんとなく楽しくやってられたらいいけど、家族が増えたらそのときだけじゃなく「がんばっていかなくちゃ」って気持ちになるよな、と。 最近は自分が食っていく道を探すのも難しい、ましてや家族を養うなんて・・・と考える人も多いみたいだけど、でも私、個人的には男には「どんなことしてでも家族を養う」って気概をもっていてほしいです。気概だけではメシは食えないよと言われるかもしれないけど。 でもそんな気概にこそ、女も「家庭は自分が切り盛りして守ろう」って気概で応えると思うから。 とにかく描いて描いて、なんとか生活の糧を得ようと努力する水木さん。 片腕で、身体を捩じらせて紙を押さえながら必死に頑張る夫の姿に、安くても美味しく栄養のあるものを・・・と腕をふるうフミエちゃん。 どん底の生活の中で、少しずつ「家族」になり、「家庭」を築いていく二人の気概は、毎朝私の胸を暖め、元気にしてくれます。 なんていいたいこと言ってる私の気概も、しょっちゅう家出して行方不明になりますけどね。 何がほんとに求めている道なのか。自分の一番好きなことはなんなのか。 いまだに模索の最中です。 私の気概も、今頃どこを旅しているのでしょう・・・。 『ゲゲの鬼太郎』キャラクターの照明水木しげるの妖怪灯篭 一反木綿と目玉親父 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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