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先月の27日に義父が手術してから10日。
最初の3日くらいは、毎日通い。 おひなさまから丸2日で、徹夜で申告を仕上げ。 もちろん、その間も牛の仕事はあったので、さすがに疲れた。 3日もたったし、寝られるときは寝たけど、まだ回復しない。 ようやく今日あたりは、字を見てもいいかな~、パソコン開いちゃうかな~という気分である。 うちのことを書いてると、気分が悪くなるので、別のことを。 昨日、父(私の)がテレビを見て大笑いしていた。 どんな強烈なお笑いネタかと画面を見ると、 そこには今一番注目を浴びている作曲家が。 父がはまったツボは、 「この人、サングラスとって床屋に行くと、全然違うな」 というところ。 たしかに なーんか普通のおっさんになってしまっている。 「現代のベートーヴェン」と評されていたころの、 ウェービーな髪、髭、サングラス……がないと、 こんなにも違うんだなあ。 この人を弁護する気もないし、 この一件で、聴覚障害をはじめとする障害の認定基準が厳しくなるかもしれないことを思うと、 やってくれちゃったなあ、とは思う。 けど、たとえばこのふつうのおっさんの見た目で、 この人が普通の作曲家として作品を発表したとして、 果たして評価されたのだろうか、とも思う。 それは逆もまたしかりで、 あのゴースト作曲家が「私の渾身の作品です」と 発表したからといって、ここまで売れたかどうか。 彼らのそのままの風貌だと…… やはり世間的には、 あの「闇とたたかっている」的な見た目の魔術も大きかったんではないかな。 もちろん、これがプロデュースというなら、 それは間違いなく行きすぎ。 だが、そのぎりっぎりのところでヴェールをかぶって 活動してる人はたくさんいるだろうな、とも思う。 最近、なんだかやたらとゴーストさんが名乗りをあげたり、 ドキュメンタリーのなかのやらせが問題になっている。 ゴーストさんが存在できてるのは、 本人が書かなくても、その名前で売れるさ、 という許容が、世の中にあるからだろうし。 それで利益を得ている人もいるからだろう。 ドキュメンタリーも、 すべてあったとおりに見せてしまったら、 正直がっかりされることも多いんではないか、とも思う。 うちの牛飼いだって、実際に毎日見てたら 「なあんだ、こんなんか」とか 「テレビで見るような感動的な感じじゃない」とか思うんじゃないかな。 ほんとうのこと、って難しい。 ありのまま、すべて見せるのも、 ちょっとだけ見せて、ほかは見せないようにするのも、 そこにあるのは、 みんなほんとうのこと、なんだもん。 だいたい、世の中って、 本当に、ほんとうのことが好きなのかな? ……こんなこと考えてるから、 最近まったく何も書けないのか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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