突然迫られた決断!
自分で仕掛けた責任は、自分しかとれない!それから2週間ほどは、まさに必死に働きました。それまで、提案していた企画を具体化する為の打ち合わせ、予算決め。ペンディングになっている仕事の掘り起こしと具体化。新規で、依頼されるテーマの企画や見積もり。毎日、2つや3つは企画を書いていました。それまで、決して手を抜いていたわけじゃありませんが、それまで以上に働きました。社長との男の約束!中山の企画者としての誇りと矜持!それがないまぜになって、本当に良く働いたと思います。で、いくつも仕事が決定してきました。その年の秋口に行われる「飲料」のキャンペーン、来月から早速始まる「食用油」の大キャンペーン。冬に行われる「広告関係の大規模アンケート」。来年の春に向けての「ショッピングセンターオープン」のプロジェクト・・・。どれも、中山が一生懸命考え、仕組みを創り、色んなクライアントを説得して、実現までこぎ着けた仕事でした。正直、その時点で決定している仕事だけで、会社は充分食えるだけのものは用意したつもりでした。ホッとしました。社長との約束もなんとか果たせそうだし、会社もなんとかなりそうだ・・・。他にも、いくつも「決まりそうな仕事」「最終ジャッジ待ち」の好感触な仕事も抱えて、「プラスアルファ」も充分見込めるな!残ったメンバにも安心してもらえるな!と中山の心も晴れ晴れしていました。ところが、とんでもない事が起こったんです。ある月曜日の朝の「営業会議・・・」。中山は、社長の依頼で「今後の業務予定」を発表していました。いつからこういう仕事がスタートするよ!この仕事は「ここ」と組んでやるとベストだと思う!予算はこのくらいで、いつが最終・・・とか。でも、ある社員のある発言を境に、その会議は一気に「修羅場」へと向かいました。正直、中山も机をひっくり返しそうになりました。それは、中山とは別の「営業部」を率いる部長から出た言葉・・・。『そんな仕事、置いて行かれても、私達じゃ出来ないし・・・断るしかないね!』中山は、ブチキレました。で興奮で震える声を抑えながら、こう言いました。『今、聞いてて分かったでしょ?社長!こういう事、言ってるやつがいるから、この会社ダメなんだよ!こいつこそ辞めさせた方がいいんじゃないの?』そして、その時、中山にある最終決断をしました。辞めるしかないじゃん!『社長!今月限りで、辞めますからね!今まで、提案をしちゃったクライアントに対する責任がありますから、辞めて「中山」が仕事すべて引き受けます!』更に続けました。『こっちから仕掛けておいて、やっぱりやりません!じゃ通らんでしょ!会社を辞める事が決定している中山が、新しい仕事の担当をするわけには行かないでしょ!』『それにしても、私は「社長」との約束で、こうやって来たんですよ!それを否定して、断るとかって言ってるやつがいる・・・どうするんですか?』社長は無言・・・。一言も発しませんでした。静まりかえる会議室・・・。ある年、ある月、もうじき月末になろうとする22日の出来事でした。人気ブログランキングに参加しています。激励のワンクリック!ぜひぜひお願いします。明日また書こう!そんなエネルギーになるのです。コメント、トラックバック、どんどん下さいね!お返事、必ず書きますからね~。注)このBlogは、昨日まで「45歳からの絶対失敗しない「独立・起業」と言うタイトルで書いていたもののタイトルを変更したものです。