紙フィルム映写機を組み立てる
小学生の頃、親に頼み込んで時々買ってもらっていた学研の科学の大人盤で、今までにもいろいろな付録で出ているが、今回は「紙フィルム映写機」。付録についているフィルムだけではなく自分で作ったものも映せるらしい。フィルムが光を通す透明な物では無く紙で出来ているので、豆電球1個で本当に映写できるのか少し不安だが箱を開けていく。中にはレトロなかんじの映写機とその部品が小分けにされて入っている。内部の構造は豆電球の光を鏡で反射させて集め画像を照らし出して、その映像をレンズで投影するというもの。右下のレバーを一定のスピードで廻し続けるとフィルムが送られながら投影位置で一瞬だけ停止しては流れていくという間欠機構になっている。組み立ては特別難しいところは無いが、上記のフィルムの送り方の調整が少し必要。何のトラブルもなく約1時間ぐらいで組み立て完了!さあ、試写会だ!!と思ったら、紙フィルムを映写できるようにつないでいかなければならない・・・何本か付いているフィルムの中から選んだのは「アポロの月着陸」。フィルムは一枚の紙なので、これを切り離してセロテープで1本につないでから、フィルムの1コマ1コマごとに位置決めの穴を開けなければいけない。一応はミシン目が入ってはいるが一つずつ抜き取るのは大変だ。作業はすごく簡単なので10分もあれば終わると思っていたが、予想は完全にはずれ1時間たっても終わらない・・・疲れた。 これが「大人の科学」