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カテゴリ:読書 (ホラー、謎、怪奇)
ちょっと涼みたくて読んだ本。
隣之怪 木守り 木原浩勝 メディアファクトリー 1200円+税 <内容> 表題作「木守り」ほか、24篇の怪異短編集。 「現代百物語 新耳袋」に作りは似ているけど、こちらの方はより丁寧に出来事や人物などの詳細が紹介されているので怖さが増すなぁ。 まぁ、「新耳袋」の一発芸的な話も良いけどね。 通り魔的で不条理な怪異に巻き込まれるってのは「新耳袋」でも多く紹介されていた。 こちらではそれプラス、「新耳袋」ではあえて取り扱わなかった「呪い」や「たたり」といった「因縁」話が多い。 「ぎぃ」は、BSでやってた「新耳袋スペシャル」の「ぎぃ」? TVの方はちらっとしか見なかったから詳しくはわからないけど、本書に収録されている「ぎぃ」とは全然雰囲気が違うなぁ。 印象的だったのは「枝」「記憶」「ラブホテル」。 それから後半に載っていた土地や建物絡みの話。 人の恨みってのは怖いものだな…。 ![]() 隣之怪 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2009 03:42:29 PM
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