こと、ことと

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• ごはんだごはん。

  しばらく母が泊まりででかけるので、夕飯当番は私。本日の献立は、・かつおのたたきの漬け丼・にんじんとたけのこの煮物・たまねぎとわかめのお味噌汁うちには「ほっとく鍋」という素敵な鍋があって、水と調味料と材料を合わせて放り込み、中ぶたをして、沸騰した状態で４、５分煮たあと、火を止めて、外ぶたをして３０分ほどほったらかしにしておくだけで、材料にしっかり火が通る、という優れもの。カレー、シチュー、ポトフ、煮物、煮魚など、煮込み系料理はもちろん、やったことはないけれど天ぷらまでできるらしい。今回も、野菜、水、めんつゆ、粉末のだしを合わせただけで、ほっこり薄味の、幸せな煮物が出来上がった。余熱で火が通るよう頃合をみて、きぬさやをばらまいたので、彩りも完璧。かつおの漬け丼は、たまたまＴＶでみた料理番組のレシピを自分で勝手に省いて作ってみた。かつおについてたタレにすりおろしたしょうがを混ぜ、切ったかつおを１５分くらいつけておく。ほんとはここでとろろと和えるのだけど、とろろがなかったので、そのままご飯の上にかつおをならべ、漬けダレをかけ、刻みねぎ、刻みのり、ゴマをたっぷり振りかけて、できあがり。かなり簡単。そして、おいしかった。料理って、やり始めると、けっこう簡単にできるのに、ものぐさな私は、必要に迫られないと、やらない。その点弟のほうがマメで、作らせると、彩りやら味付けやら、慣れないなりに何かと工夫している。でも、以前サラダを作ってくれたとき、きれいに盛ったレタスのまんなかにチェリージャムを盛り付けてあったのにはまいった。彼の気持ち的には、プチトマトでも乗せたいところだったのだろう。でも、いくら赤いものがなかったからって・・・サラダにジャム・・・。さて、明日は餃子。冷蔵庫にたくさん眠っている餃子の皮を、早いとこ使いきろう。

  2005年05月17日

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• Sanctuary

  いい音楽を聴いたり、好きだと思えるものに出会ったり、そういうものの中に自分の身を置くとき、ほんとにいろんな言葉があふれてくる。それがベストの状態なら、迷わずにそこを目指したらいいのに、どうして、わざわざ苦しい場所に自分を引き戻そうとするんだろう。そんな風に自分を試して、ほら、やっぱり書けないじゃないかって、結局逃げてるだけなんだ。書き続けることから。私はこれだけ苦しみました、これだけ努力しました、って、そんな汗にまみれた言葉を、いったい誰が、わざわざ時間を割いてまで味わおうとするだろう。言葉があふれてくるときの、あの快楽は、誰にも触れられない、私だけのサンクチュアリ。快楽に正直になったらいい。聖域をけがす権利など、誰にもない。自分にさえも。やがて君の場所になるかも知れないその場所を、苦しみなんて言葉で踏み荒らす権利は、誰にもない。

  2005年05月17日

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• 庭

  命が　どこから来たのか知らない　から行方を　たずねることもできなかった静まりかえった　日向の庭に白い羽根　ひとひらここで　立ち尽くすのはもう　何度目だろう目をとじて　空をあおいで君の影を　日のひかりにかえすそしてもう少しだけ　ここにいる思い出が　ひとしずく僕の心からはがれ落ちるまで

  2005年05月16日

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• 自分

  どこまでいっても夏の空どこまでも　乾いた道そして自分荒い呼吸の音だけが聴こえる果てしないはずの世界で

  2005年05月14日

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• voyage

  船を出せ嵐の海に船を出せ晴れやかに顔を上げて幼い日の思い出が今耳もとでよみがえるあの時きいた物語が夢でも　幻でもなく今　目の前にあるあの時よりもっと　あざやかにあの時よりもっと　残酷に嘘ではなかったどんな物語より　世界は冒険に満ちている船を出せ嵐の海に船を出せ晴れやかに顔を上げてもう二度と帰らないこの瞬間を燃やして

  2005年05月12日

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• 自分で、やる。

  この間、ピエロのライブに行ってきた。ライブの前に、ピエロがメジャーデビューしてから今までの歴史をまとめたショートフィルムの上映会があった。デビュー当時の映像が流れたとたん、会場が爆笑の渦。お化粧も格好も、すごいことになっている。私も、笑ってしまった。というか、直視できなかった。（ファンの方ごめんなさい）時間を追うごとに、そのすさまじさは緩和されていって、だんだん垢抜けていって、今の彼らが一番、かっこいいことに、安心した。ちなみに私は、メジャーデビュー前の彼らの写真も見たことがあるが、そちらもすごいことになっている。でも。お化粧や音楽作りに関して、専門の教育を受けたわけではない彼らは、全部、自分たちで始めて、模索して、築き上げた。その結果が、今。笑われて、かっこ悪い思いして、それでもやりたいと思ったことを、やる。誰にも頼らずに、自分で、始める。できるようになるまで、やり続ける。私に、できるだろうか。笑ってる場合じゃない。

  2005年05月11日

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• 思うところあって

  ・・・って、いい言葉だなと思った。何かを突然したくなることって、ある。でも、何でそんなことを思ったのか、明確な理由を他人に説明できないことが多い。めんどくさくなって、ついぶっきらぼうになって、相手（私の場合は、特に家族）を怒らせたり、不安にさせたりすることがある。そんな時に、なんて便利な言葉でしょう。「思うところあって、ネパールに行ってきます」「思うところあって、今日は帰りが遅くなります」これから活用しよう。

  2005年05月09日

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• I'm here.

  単純だと　きめることでいったい何を　わかったつもりだろう難解だと　きめることでいったい何を　拒絶したつもりだろうあるがままの　存在をどんな言葉で縛ることなど　できるだろう必要なのはただ愛すること

  2005年05月08日

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• 種

  幾千の種がまかれた野の上に僕は耳を押しあてて横たわっているんだ光を浴びて水を吸い上げて種が育つ音が聴こえるそれぞれの種がそれぞれのはやさで茎を伸ばしていくのが世界をいだく誰かがまいた種が育ち　そして　咲いては　枯れまた　野に　かえるその音を　ずっと聴いてるいつか　僕自身がこの野に根ざす　種となるまで

  2005年05月07日

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• 絶対零度

  とにかく、書いてみる。書き続けていると、書いてみなければ始まらない、という当たり前のことに気づく。書く。あなたに、伝えるために、自分の感覚を、世界に向かって開け放して、ニュートラルな状態に戻していく。独りよがりの入り込む余地はない。すべて、裸にされる。純粋なる絶対零度。外と内とが重なってそのとききっと、あなたに会える。

  2005年05月07日

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• 今生のわかれ

  わかれの時の苦しみは何度でもあたらしくこの心をしめつけるだけど　今はさよならもう　帰らないこの日に時満ちるその日まで今生のわかれ

  2005年05月05日

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• 歌

  あなたの歌をきいてから心は　とらわれたままけして消えない悲しみとけして止まない苦しみが私の心に　影を落とすから生まれ落ちる前の　やわらかな世界にいだかれて私は何も　知らないはずなのにどうして　私は　こんなにも　あなたを　知っているそう　私は　知っているいつか　生み落とされたなら必ずあなたに　出会うということをあなたは　歌い続ける私は　それを見てる今は　ただそれだけあなたの歌に　とらわれるだけ

  2005年05月05日

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• unlimited

  今は　これがすべて　だけど明日は　もっと遠くまで今は　これがすべて　だけど明日は　もっと深くまで彼方を指したこの腕　めいっぱいにリミッターを　はずすすべて　あふれだすようにそうしなければきっとほんとうのことはわからない

  2005年05月04日

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• キリ番企画。

  この間自分で３３３番を踏んだときふと思いついたのですが、日々、このページのカウンタを増やしてくださる方のために、ことばのプレゼントを、させていただこうかと。１００番ごと、もしくは、ゾロ目の番号を踏んでいただいた方。あなたのお好きなことばをテーマにして、詩をプレゼントいたします。＊あなたのお名前（ＨＮで結構です）＊踏んだ番号＊テーマにして欲しいことば＊メールアドレス（任意です。hotmailなどで結構です）をご記入の上、トップページから、メッセージをお送り下さい。確認通知をお送りします。テーマとなることばは、なんでも結構ですが、あまり長くない方が、よろしいかと思います。古語、外国語、専門用語など、私が意味を理解できなかった言葉は自分なりに調べて、自分なりに消化してみます。誤解を恐れる方は、ひとこと解説をお書き添え下さい。作品ができあがったら、ご記入いただいたアドレス宛てに、すぐにお送りいたします。そして、送信日から一週間後に、あなたの踏んだ番号、お名前とともに、私のページにＵＰさせていただきます。お名前を公開されたくない方は、その旨、お書き添え下さい。番号のみ表示いたします。アドレスのご記入がない場合は、確認通知はこのページでさせていただき、作品は、即ＵＰいたします。カウンタは、右上にございます。ご来訪の折りには、ぜひチェックしてみてください。プレゼントというか、私が楽しむための企画だな・・・楽しみにお待ちしております。

  2005年05月03日

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• 頭痛

  今日は、１日、何となく頭が痛くて、テンションが低かった。私、以前から頭痛持ちだったのだが、最近になって、晴れの日は調子が良く、曇りの日は頭痛が起こりやすいことに気がついた。曇りの日は気圧が低いから、頭を圧迫するのかしら。そう思っていろいろ調べてみたら、気圧が低い日に頭痛が起こるというのは、有名な話らしい。雨の日などは、頭痛が起こりやすいそうだ。ほえー、やっぱりそうかあ、と納得。何でも「気象病」というものがあるらしい。気象の変化にともなって症状が変化する病気のことで、天気の悪い日に古傷が痛んだり、頭痛がしたりするのも、その一種とのこと。世界の変化に、体は敏感に反応するもんだなあと、さらにいろいろ調べていたら、頭痛を誘発しやすい要因として、チョコレート、寝不足、寝過ぎ、などが挙げられていた。私の頭痛は、お天気のせいばかりにはしていられないみたい。

  2005年05月01日

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• drop

  満たされた沈黙の中からこぼれるひとしずく心声言葉歌となれ色となれそして　世界を包み込め世界はまるいかたちとなり震えながら　沈黙するそしてふたたびこぼれ落ちるひとしずく

  2005年04月30日

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• 預言の鳥

  きいたことのない言葉をのせてわたしの肩に舞い降りる預言の鳥その羽からこぼれる響きは今はまだほどかれぬ秘密幼い私の心が育ち再びその言葉を　思い出すとき鳥はまた　舞い降りるだろう虹に輝くその羽で私を包みこむだろう

  2005年04月30日

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• do-re-mi

  リズムがひびく鼓動と同じに誰かがうたうあの時と　同じ風景幾千　幾億　時を経ていまだ変わらず　よみがえる　音モーツァルトも無名のシンガーも魅せられ　響かせる　同じドレミいつか　空へ　とどく日を願って今　ここで　うたう　ドレミ････････････ヌーキキ出演のイベントをみに、横浜へ行きました。終電に間に合わないとまずかったため、ヌーキキ開始後１分で会場を出る羽目になりました。行く前から、無事ヌーキキが聴けるかどうかは自分の中で賭けだったのですが、みごとに負けました。何しに行ったんだわたしはー！！（＞＜）ヌーキキのひとつ前の、iMAGINATIONSというバンドが、結構良かったです。テクノというのかなあ、ああいうのは。詳しくないのですが。気持ちの良い声、気持ちの良いリズム。ボーカルの男の人の声が、とってもよく伸びる、良い声で、素敵でした。ライブ会場という雰囲気の中で、音楽に浸かっていると、音に刺激されるのか、いろんな言葉と考えが浮かんできます。それに浸っているのも、また気持ちいい。でも、耳悪くしそうだな、あの爆音は。願わくば、外からでなく、内側から音楽で満たされてみたい。

  2005年04月29日

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• 体で考える

  夕べ、ＮＨＫの「トップランナー」という番組にプロフリークライマーの小山田大さんという方が出演されていた。まだ誰も見いだしていない岩に、自分で新しいルートを切り開く、その過程をＶＴＲで放送していて、それがものすごく興味深かった。それはものすごく傾斜の急な岩で、ある部分で、どうしても手が体を支えきれなくなり、落ちてしまう。それを、体の使い方や、ルートを変えることによって、克服していく。私、「体で考える」ということについて最近考えていたところだったので、この人、まさに「体で考える」人だなあ、と、なんだか嬉しくなってしまった。私は、考えるというと、どうしてもアタマで考える方に偏ってしまう。確かに、「考える」ってアタマで考えるんだろうけど、アタマだけで考えているとろくなことにならないな、って最近、気がついた。というか、気づかされた。初めのうちはいいのだけど、アタマの中だけで考えをこねくり回していると、何というか、考えが、せっぱ詰まって、病的になってくる。少なくとも、私は、そうなのだ。そういう考えって、結局自分の中だけで完結してて、誰にも、どこにも、響いていかない気がする。体を使って、表現して、成功したり、失敗したり、それを、怖がっていたらだめだなあ、と、最近、思うのだ。小山田さんは、体と心、ふたつがきれいにつながっていて、思ったことを体で表現し、それで失敗したらやり方を変えてみる、という流れを、とっても素直に実行できる人だなあ、という気がした。感じのいい落ち着いた声で、穏やかに話をする人で、私はいっぺんで、この人が好きになってしまった。体と心、ふたつでひとつの私なのだから、両方とも、バランスよく、大事にしないといけないんだな、と思う。わいてくる言葉をあなたに伝えるために。自分を表に出すことを、怖がってはいけない。固い殻の中で、自分を守る時期も必要だけど、どうやらそろそろ、殻を破る時期が近い。そんな気がしています。

  2005年04月29日

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• 神の子

  狂った子が行く狂った子が行くよ細い体で光るひとみで靴のかかとを踏みつぶし何か甘いもの　ほおばりながら風が吹いてきたねそれじゃ　一緒に行こうああ　小鳥が来たね君も一緒だ　一緒に行こう小さな花に　声をかけわらう子供に　笑いかけうつむく人は　静かによけてよごれた腕で　彼方をさしてあの子はどこに行くのだろうあの子はどこに行くのだろう

  2005年04月27日

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• 色の話

  ある人にとって、似合う色と似合わない色とがあるのはどうしてだろう。たとえば、あの人には緑が似合うけど、私には似合わない、とか。そういうことがどうして起こるのか、私はとても不思議だった。当たり前じゃん、人間は人それぞれなんだから！って言われちゃいそうだけど。このことについて、いろいろと考えた末、色というのは、視覚的なものを超えた「オーラ」のようなものではないかと、思い至った。色には実体がない。赤い絵の具、赤いもみじ、赤いチューリップ、はあっても、「赤」とよばれるそのもののすがたかたちは、ない。このことに気づいたとき、私は結構びっくりした。とすると、色というのは、空気のようなものなのか？でも、空気のように何の抵抗もなく、すいーっと体の中に入ってくるものとは、何だかちがう気がする。何というか、もっと、存在感のある、もの。ここに来て、「オーラ」の一語がふいに思い出され、私の疑問にぴたっとはまった。世界って、変わり玉みたいなものではないかと、私はイメージしている。なめていると、次々色が変わっていく、あの飴です。命が体をもち、形をもって存在しているのが今私たちが生きる次元なのだとしたら、その世界を中心として、心だとか、オーラだとか、そういう目に見えないものたちの次元が、その周りを幾重にも包んでいるのだ。で、とある次元で「オーラ」として存在するものが、かたちある次元（今、ここのことね）では、視覚に訴える「色」として認識される。たくさんの色が存在するのは、人間に個性があるのと、同じことだろう。オーラの次元などというものが仮にあるとして、そこでは、人間もオーラとして認識されるから、色と人とは、性質的に限りなく不可分になる。ある色が、ある人にとてもよく似合う、というのは、きっと、オーラの次元で、その色とその人とがよく似ていて、溶けあってしまうために起こる事態ではないだろうか。ああ、なんだかわけわかんなくなってきた・・・少し話を変えて、色が、視覚的なものを超えた存在であることを（あくまで個人的に）確信するに至った理由が、もう一つある。それは、オーラソーマという、カラーセラピーの存在。（ご存じでない方は、ネットで、「オーラソーマカラーリーディング」を検索すると見つかります。）あのボトルの色の組み合わせを創り出したヴィッキー・ウォールという人は、当時失明していたそうだ。彼女はきっと、目に見える色彩以上の何かを、違う色同士が組み合わさった時に生まれるオーラを、感じていたのではないだろうか。そう思いながらあれらのボトルを見ていると、確かにこれは、目の見える人なら思いつかない色の組み合わせだなあと思えてくる。なんだかあやしげな話になりましたが、こんな風に考えたら、色に対する自分の疑問が腑に落ちた、というお話でした。専門的な知識は、全くありません(^^;)

  2005年04月26日

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• Gardian

  今はまだひとりでは歩けない幾多の神々に手を引かれ新しい世界の夢を見る無垢な命目が覚めるとき私は私の命の至上の守り神となりあの地に立つことができるだろうか

  2005年04月25日

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• 無心

  無心になろうとして、心の中に巣くうあれこれを無理矢理押し殺すのは、私には、ちょっと無理。私、嫌んなるほど煩悩だらけだけど、心を開け放して、そこに存在するものをみとめて、まずは、そこから。

  2005年04月25日

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• 呼吸

  世界は息をしてる広がって極まって有になり無になる僕のものだ　なんて声をあげる必要なんてないくらい絶対的に僕を包むとわの揺りかご揺られながら僕は息をする世界に応えるように世界と溶けあうように

  2005年04月25日

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• 大野一雄さん

  プロフィールの「好きな本」にもう一冊、追加しました。大野一雄さんの『稽古の言葉』。大野さんは、御年９９歳の舞踏家で、彼のことを思い出すとき、不謹慎ながら私はいつもまだお元気かなあ、と心配になって、いろいろ調べて、元気だとわかると、とてもほっとするのです。２年ほど前、東京で大野さんの舞踏をみたことがあります。そのときにはもう、体調を崩されていてご自分で歩くことができず、お弟子さんたちが大野さんをソファごと舞台の上へ運んできて、大野さんは、手と、顔の動きだけで、ダンスをしていました。ヨハン・シュトラウスのワルツの中で、春の庭で蝶々がひらひら舞うような、のどかな、のどかなダンス。もう、ダンスというか、ただ、そこに、在る、ということがすごい、という感じでした。不思議な、空気でした。『稽古の言葉』は、文字通り大野さんが稽古の時に語った言葉の聞き書きで、私は、その言葉に触れると、なぜか、泣けてきます。命の謎が、謎のまま、ゆりかごになって、私をあやす。ここまで書いておいて、私、この本を自分で持っていないのです。読みたくなると、図書館に借りにいきます。たぶん絶版になっているんじゃないかなあ・・・。どこかでまだ、手に入るのかしら。

  2005年04月24日

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• joy

  心臓の　在処指先で　探る　ように喜びの　源を自分の　中に　探すすりへらした　言葉にもういちど　水を　やる何度でも　新しくいつの日も　懐かしく湧きあがる世界　という　命

  2005年04月24日

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• Dance

  世界は　くりかえす違う　かおかたちで同じ　魂を　燃やすもえさかる　炎に照り映えるいくつもの　仮面艶やかさと　醜さとが光になり　影になるひとびとの刻む激しい　鼓動の中で燃え続けるもえつづけるあかい　炎の中で

  2005年04月23日

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• はじまり

  はるか未来の君に告ぐあの日　白紙の上を駆けたペン先の音を君はまだ　おぼえているか世界中を敵に回したような気分でそれでも僕はわがままで誰もが眠る真夜中に　苛つきながら遠くへ飛びたいと　願っていた君は今　何を見ているだろうかあさはかな激情が　なりをひそめ羽ばたきを夢見なくとも　穏やかにあることができるようになったのかもしれない君は本当に　おぼえているかあの日のペン先がどこへ向かって駆けていたか色あせたセピアのインクで輝くほどの真白い翼を君は今　えがくことができるか

  2005年04月23日

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• 見切り発車。

  もそらです。言葉をかいています。感じたことを、こと、ことと。なんだかよくわからないままに、はじめてしまいました。大丈夫なのかしらという気持ちでいっぱいですが、なんだかわくわくしているので、大丈夫でしょう。これから、いろいろ、綴っていきます。もしふらっとお越しいただいた折りに、何か感じていただければ、幸い。よろしくお願いします。

  2005年04月23日

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