代入バトン
蛍石さんから、生まれて初めて「バトン」なるものををいただいたので、答えてみました。2月17日に回してもらってたのに気づいたのが今日でした。気づくの遅すぎだ自分。Q1.パソコンまたは本棚に入っている『詩』は?パソコンには自分のしか入ってない。本棚には……(リサーチ中)宮沢賢治、長田弘、銀色夏生、エミリ・ディッキンソン、リルケ、あとは、日本近代詩人名作選みたいなの。あんまり持ってないんだなあ…今気づいたよ(笑)Q2.今妄想している『詩』は?妄想!(笑)これからこんなの書きたい!っていう意味にとらえると。最近心の中にもやもやとたまっているいろんなイメージを、それはもう、ものすっごい魅力的な形にしたい。光、影、キラキラ、真実、生、死、宇宙、蝶々、鳥、天衣無縫、おもちゃ箱、毒、夜、昼、花。無限。残酷なものも、きたないものも、そのまんま見つめて。血みどろの戦争していても空は青いように、冷徹に。赤ん坊がわらうように、晴れやかに。シリアスになり過ぎないように。そして本当のことだけを。心情の吐露ではなく、自分に嘘はつかず、何者にも媚びず。果てしない道のり。Q3.最初に出会った『詩』は?………覚えてないなあ。。。。小学校の授業で習った『我は草なり』という詩は今でも好き。自分で始めて書いた詩、と言う意味にとらえると、これは多分、小学校5年生くらいの時に授業で書いた『雨』という詩。この間小学校の時の文集をたまたまみつけてあらためて読んだけど、何か変に小ざかしくて、苦虫噛み潰したくなる感じでした(笑)自分で書こうと思って書いたのは、17歳の時。『raison d'être(存在証明)』ってタイトルでした。こっちは別の意味で、「うああああぁぁぁ」な感じ。だって…レーゾンデートルって。ねえ。さすが17歳。 Q4.特別な思い入れのある『詩』は?最近、折にふれ思い出すのは、宮沢賢治の『春と修羅』の一節。まことのことばはうしなはれくもはちぎれてそらをとぶああかがやきの四月の底をはぎしりもえてゆききするおれはひとりの修羅なのだそらんじるたびにからだに湧いてくる力強い思いは、言葉で表現できない。そこまで強い思い入れのある詩はないかもしれない。詩作以外の仕事をしている人の言葉だったり、身近な人の何気ない言葉だったり、音楽だったり、そういうものの方が心に残ってたりします。Q5.5人にお題つきで回してください お好きな方どうぞ。