カテゴリ:仕事
前回では、やりたくなかったこと(イヤな事)を列挙してみましたが、さてこの反対にある仕事が保険営業だったのか????
まず 自分の中で商売は絶対やりたかったというのがあります。やはり商社というだけあって、商いにより、物が売れる喜びみたいなのを体が感じとっていたんでしょうね。 自分のつくった(ハンドリング)した商品がお店でならんで売れている様子を見るのは本当にうれしかったのを覚えています。 よく新宿高島屋 3階のレディースフロアにいっていろんな服をみてました、時には素材をさわったりして(まわりからみたら変な人だったでしょうね。時々 嫁をダミーにつれていっていましたが) 商売はやりたかったが・・・・・やはり 「物」は扱うのは将来的には、絶対やりたくなかったです。(あくまで個人的な考えですので・・・批判がご勘弁ください。) 「在庫」という物に本当に苦しめられた経験が脳裏に焼きついているからです。 前回は簡単に書きましたが、物を扱うということは必ず仕入れが発生します。その仕入れた物が売れなければキャッシュが入ってきません。 そこで滞留している間は在庫となってしまいます。その間 「資金リスク」というものが発生します。あたりまえですが、売れてキャッシュがはいってこない限り、資金は立て替えているわけですから、資金リスクが発生します。 アパレル商品というものは生ものといっしょなので、季節、流行をはずしてしまうと、いきなりお客は物を引き取ってくれず、在庫になってしまいます。 引きとってくれたらまだいいですが、してくれない場合、利益どころか仕入れ金額そのままがロスになってしまいます。 こんなに手をかけているのに、ロスになってしまっては意味がまったくないと思い、物を扱うことにより絶対生じる在庫、資金リスクというものは絶対避けたかったです。 (物を扱う業界すべてがこのようなケースに陥るとは思いませんがあくまで私見ですので・・・) でも世の中の商売はみんな物が介在してきますよね? でもサービスや、情報を扱えばば、仕入れがないので、在庫、資金リスクはもちろんなく、粗利率は高いですよね? っということで、サービス、情報というところで職業の選択肢を考えるようになりました。 結論からいってしまうと、自分の理想の職業をやりたくないことから分析していくと、「医者」「弁護士」「会計士」 というような、資格をもち知識を切り売りしている職業を個人でやっていくことが比較的理想に当てはまることに、その時点では思いました。(納期というか仕事の締め切りは絶対存在すると思いますが・・) でもまてよ???? 26歳で当時結婚したての自分にこれらの専門職の資格をもち、個人(独立)でやっていくことは時間的にも、経済的にも、無理ということはわかっていましたので、この案は断念・・・・ということで決着しました。 まだまだ分析はつづき、理想の職業を探していきました。 そんなとき、コンサルティング業界はどうかな?って思いました。 早速 情報収集して、あるコンサル専門のエージェントにも登録して、いろいろ情報を取りました。 だが・・・ここでも 自分が理想としている職業は、ありませんでした。 いや正確にいうと、あったのですが、これも物理的に無理だと判断せざるを得ませんでした。このときエージェントの人にはっきりいわれたのを覚えています。「○○さんが転職できるコンサル会社はあると思いますが、でもSEを1からやるシステム系なら・・・なんとか。戦略系でいくと正直 不可能にちかいですよ転職は・・・・あそこは東大法学部卒MBAホルダーなんてざらの世界ですし・・・」 (゜-゜) そりゃそうだ・・・・。断念。 当時は、商社で4年働いたことってなんだったんだろう~って 思いましたね。 アパレル業界で生きていくには、大丈夫かもしれないが、他業種になると、まったく市場価値がない自分を心底痛感した時期でした。 また 続く・・・・ 次回で最後にし~よっと (*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.19 14:31:28
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