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ドラムサークル~たたかにゃ、ソン、ソン!

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2012/02/13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ドラムサークルの基本は、
「ファシリテーターが最終的には必要とされなく
なること」です。

ファシリテーターを必要としない自立した
集団にするのが、ファシリテーターの
お仕事、というわけです。

「ファシリテーションとは何か?」については
さまざまな考え方があると思いますが、
私にとっての「ファシリテーション」とは、
ドラムサークルに限らず、
自立をお手伝いするのが目的であって、
そこからエンパワーメントが生まれます。

最近あるところで、「医師-患者モデル」の
話題で盛り上がっています。

「自立のお手伝い」の反対は、「依存の助長」。

ドラムサークル・ファシリテーターの間では、
「エゴの死」ということがしばしば話題になります。
いくら修行?を積んでも、いつも参加者を中心に
考えていても、いつの間にか「エゴ」が頭をもたげてくる。
「もっとよくしたい」というのも、エゴです。
それである日、そのエゴがこてんぱんにヤラれる体験をする。
それが重なって、成長していきます。

話もどり、そういうことを考えていたら、
ある出来事を思い出しました。

20年以上前の、知り合いのKさん。
Kさんは、神奈川県のとある老舗の酒屋の二代目です。

お酒について追求しているうちにKさんは、
「全国の酒蔵や杜氏さんたちのネットワークを
作らなければ。いや、それだけでなく、
米の生産者、しかも有機農家もつながるべき」と
考え、そうしたネットワークを作りました。

いまでは、そうした発想は当たり前かもしれませんが、
当時は画期的。

そして、Kさんのさらに素晴らしい点は、最初から、
「ネットワークができあがったら、この会は解散する。
解散するために、会を作ったんだ」と言っていたこと。

当時の私はそれを聞いて、かなり驚きました。

「解散するために作る」

「必要とされなくなるためにやる」と似ています。

組織であれ、そうした会であれ、プロジェクトであれ、
「生かしつづけなければならない」という思い込みは
意外と強力に私たちの中にあります。

よく企業の平均寿命の話が話題に上りますが、
つねにふりかえる、思い込みに気づく、だけでも
何かが大きく変わるのかもしれません。

先日の「死について」につづき、
やはり今日も「死」に関連する日記になりました。





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Last updated  2012/02/13 12:09:19 PM
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