橋本徒然草
10月中旬から1ヶ月の予定で橋本に滞在しています。思ってた以上に日本は暖かで半袖シャツをもっと持ってくればよかったなと反省してます。来た当初は定例の墓参りや親戚回り、友人達との飲み会など瞬く間に時が過ぎていきます。何処へ、何時行っても人、人、人の波、若干人酔い状態です。ちょっと人のいない閑散としたパースが恋しくなりました。日本に行ったらあれを食おう、これを飲もうと意気込んでいたのですが一通りのご馳走を食べてしまうと、どこへ行こうかにも興味がなくなり人間は贅沢にはすぐ慣れてしまうものですね。何しろ会う連中が高齢期の人間が多いので病気、病院、葬式、お墓などの話になるのは仕方ありません。90歳の知人はお墓代が1千万するんだよ、と文句いってますがタワーマンションを2棟も所有しているのですからケチなことを言わないでよと、貧乏人はすぐ僻みます。私は自称自然派ですから死んだら太平洋に散骨してくれと、ほざいています。娘のマンションの隣がメモリアルホールなので日本で死んだらそこにお願いしたいと思ってます。町に出てスーパーに行っても、電車に乗っても高齢者ばかりが目につきます。私は極端なことばかり言って顰蹙を買ってますが日本政府も高齢者対策をよく考え、例えば希望者がいるなら高級姥捨て山を開発しても良いのではないかと思います。まあ自分のこととなればまだもう少し、もう少しと生にしがみつくのは間違いないと思いますがこれは非常に難しい問題ですね。