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カテゴリ:つぶやき
ストレスの源は、なんといっても自分自身。中越沖地震の発生がなぜ自分の大きなストレスになったかは、今ならわかる。
今まで自分はまったく健康で、やりたいことがあったら迷わず行動する気力と体力があった。だから3年前の中越地震、7.13水害も、一番の行動力で現地に入り、支援をおこなってきた。それが自分の行動パターンであると考えていた。 でも今回は違った。すぐ近くで被害を受けた人がいて、同じ職場の人でいける人は現地に赴き、支援をおこなった。でも私は、上司や同僚に行くことを止められ、かつせっかくその日まで企画していたことをすべて変更せざるを得ないことになった。5月に復帰してからそれまで、私がどのくらいその企画にかけていたか・・・。地震発生当初は健康だったが、1週間後には本当に体調を崩し、どんなに頑張っても行きたくても行けない状況になってしまった。 これはすべて自分のせい。本来ストレスにならないことを自分でストレスにしてしまったせいである。それまでの行動パターン(対処法)と、現在の自分の置かれた状況とのギャップが、自分の存在理由を問うくらいのものすごいストレスとなってしまったのだ。 本当の問題は、ストレスそのものではなく、凹んでしまう心(ストレイン)である。状況そのものでなく、状況にどう対応するかということが重要だ。とアル・シーバードは述べている。 病気を持つ身で現地に行って何かあったら困るわけで、上司や同僚が止めるのは当たり前。もっと他の方法で支援できないのか、他の方法に転化できなかったのは、私のストレス対処の能力がぜんぜん足りなかったのだと今では感じている。 何がストレスになるのか、人によって異なる。今回身を持って実感することになった。ストレスを感じている人のストレスを笑うことなかれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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