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カテゴリ:故郷
卒業して45年振りの中学の同級会に出るのに、一寸だけ一時帰国したのだけれど、まずは生まれ故郷に戻った。 こいつはそうやって木のてっぺんに止まった後、 身じろぎもせずに、ずっとそこに留まっていたのだ。 白鷺は至る所にいた。 母も眠る、我が家の墓所がある。 その傍を鷺が飛ぶ。 森をかすめ、 大空へ飛翔すれば、 また、森の傍で羽を休めたりもする。
父親に、今年は鷺が多いのではないかと問えば、確かにそうなのだと云った。 どうやら、故郷も秋に向かっているようであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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