カテゴリ:JAZZ
![]() 今日は、長いこと気になっていて入手できずにいたところ、先日無事手に入れたアルバムのお話です。早速じっくりと聴いてみましたが、すっかり気に入ってしまいました。 「1 AM」 Alison Burns & Martin Taylor P3 Music (UK) 2008年 Alison Burns, vocals Martin Taylor, guitar 1 Again 2 Because of you 3 He's a tramp 4 Sophisticated lady 5 The Man that got away 6 Do you love me? 7 I haven't got anything better to do 8 Drop me a line 9 True 10 How long has this been going on? 11 If I keep my heart out of sight 12 If it's magic 13 No one ever tells you 14 I'm confessin' ご記憶の方も多いと思いますが、70年代の昔、Pabloレーベルから、あのElla と Joe Passの「Take Love Easy」という名作Duoアルバムがありました。このアルバムは、そのフォーマットを参考に製作されたもので、事実、アルバムのコンセプトはよく似ているなあ、と思います。 が、Alison BurnsはEllaとは違ったタイプのVocalで、全編で、その甘く、そして暖かいストレートな歌声を聴かせてくれます。 年齢は不詳ですが、その風貌から察するに、それほど若手ということでもないようです。そして、このアルバムが彼女の二作目ということのようですから、想像するところ、ある意味「遅咲き」のVocalistといえなくもありませんが、今日ご紹介のアルバムを聴くに至り、これからリリースされてくるであろうアルバムも実に楽しみになりました。 ギターのMartin Taylorについては、もう言うことはありません。この、英国Jazzシリーズの第一回目(2010年12月24日)に登場した英国いや、今となっては世界を代表するJazz Guitaristですが、持ち前の超絶テクニックは封印し、あくまでもAlisonの暖かいVocalを引き立てる脇役に回っています。 この二人ともScotland人です。そのために息もぴったりで、バラッド系スローな曲が多い中、全14曲通して聴いても聞き手を飽きさせることがありません。(さらに加えて、Martin Taylorは、Alison Burnsの義理の父親だそうです・・) 少しアルコール変調しながら聴くと、感動が2倍になるかも知れません。 久しぶりに心の温まる素敵なアルバムに出会った気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.10 05:57:29
コメント(0) | コメントを書く
[JAZZ] カテゴリの最新記事
|