TK Works とオーストラリア留学、そして大切な人
TK Works ・・・はて、何のことかわからねいですね。10数年前オーストラリアへ行くときにとても大切だった人からもらったカセットテープに付けられたタイトルです。TK とは、小室哲哉さんのことです。当時ファミリーだったアーティストの曲をいっぱい編集してくれた世界でひとつの手作りテープでした。 留学といえば勉強が一番と思われますが、オーストラリアの学校ならお金を出せば誰でもいけるものでした。私の「留学」もワーホリとかわりのないようなもの。でもそれはそれなりに、苦労もしました。後半はしっかりとした専門学校に入ってがんばっていました。(ちなみに科目は英語の簿記です。) オーストラリアで生活をすると聞けば明るく楽しい生活と思われますが、わりとしんどいことも多いものです。専門学校へ入るための英語の能力試験の前が今思い出してもつらかったなぁ。思うようにならない英語力、落ちれば帰国しかない説破の詰まりよう(4年間の社会人をしての留学でしたので・・・)、ストレスでどんどん太っていく体、どんどん減っていくお金・・・、そして、孤独。 そんなときに毎日聞いてたのが手作りテープの「TK Works」でした。氏の歌詞は説教じみたものが多かったのですが、あらゆる生活の場面であれやこれやと励ましてくれました。 先日氏が逮捕されました。もう段ボールにしまってあったあの「TK Works」を聞き直しました。たくさん思い出しました、苦しかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、そして大切だった人のこと。2年後に帰国したときには、私はもう大切な人ではなくなっていました。そして数年後、他の大切な人になったと風の噂に聞きました。あれからもう、十数年が経ってしまいました。 youtubeにあがっててました。小室ファミリーこねっと で YOU ARE THE ONE (クリックしてください)