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旅・放題

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2004.08.28
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シンガポール:チャンギ空港で
出発を待つスイス航空のMD11
JTBとんじゃおうで発券されたチケット
上から5行目が問題のスイス航空のフライト


赤い飛行機に気をつけろ!第三弾はスイス航空です。あっ、倒産する前の(笑)。やはり意外と思われる方もいらっしゃるのじゃないかと思います。先日発売されたエービーロードのエアラインランキングでもスイス航空をひきついだスイス国際航空(元スイス航空の子会社のクロスエアから社名変更)も無難に各分野でトップ10入りされていました。航空会社の印象は何も実際のフライトだけで決まるもんではありません。せっかくのスイス航空やったのにぃ。

前振りが少々長くなります。少し前にHISについて書いたときに少し話題にしたのですが、ベトナムの旧正月を現地友達家族(ベトナム人)と一緒にお祝いをするためにベトナム行きの計画を立てていました。旅・放題的には直行便で飛んでも面白みがないので、IATAペックス運賃を利用しました。この運賃だと目的地までの直行マイルの1.2倍(間違ってたらごめんなさい)まで飛ぶことができ、回数に限りがあるもののストップオーバーもでき、航空会社も自由に選べます。自由になるぶん値段も高くて、格安航空券の約1.5倍くらいになりました。このチケットで関西発、シンガポールを最終目的地として往路香港・バンコクでST、復路ホーチミンシティでSTとすることにしました。イタナリーは以下のように組みました。

 関西~香港( 台北経由 機内食対策 ) キャセイ航空
 香港~バンコク ガルフエア
 バンコク~シンガポール フィンランド航空
 シンガポール~ホーチミンシティ スイス航空
 ホーチミンシティ~関西 ベトナム航空

ヨーロッパの航空会社に乗る機会は限られてしまうので、フライトを探しまくって決めました。ベトナム航空以外すべて初搭乗でした。HISは役には立たなかったので、梅田のJTB格安航空部門“とんじゃおう”(当時)で発券してもらいました。(が・・)

事件はチャンギ空港でおきました。シンガポール航空の客室乗務員をしている友人と空港へ、そしてチェックイン。航空券を手渡し搭乗券の発券を待っていました。ですが、コンピューターのリストからなかなか名前が出てきません。カウンターのお姉さんは「いつも遅いの」と余裕の笑顔。でも、出てきません。もう5分もたっています。航空券にはしっかりとスイス航空のフライトと名前が入っています、しかもOKサインもきっちり。やがてお姉さんが「シンガポールの前はどこから来ました?」との質問、「バンコクです」。お姉さん「・・・・・・」。マレー系だったお姉さんは、これまたマレー系の友人に英語ではない言葉であーだこーだ説明していました。友人いわく「シンガポール、ホーチミン間はチケットは売れないことになっている。この区間はチューリッヒから利用する方だけが飛べます。リストに載っていないので乗せることができません。」ということらしい。「えっ、でもここに航空券が・・・」と説明してもまったくだめ。この姉ちゃんじゃだめと思ってエライさんを呼び出して交渉、が、しかし返ってきた返事は「どこで発券してもらったのか?信用できるところか?発券したところに問題があるのでこちら( 航空会社側 )ではどうすることもできない。」ってあんたここに名前が・・・・じゃあこの航空券はウソ?。この時期のベトナムはテトのため帰国される方が多く他の便も満席で空席もなし。頭の中が真っ白になりました。とにかく現地JTBに電話で事情を説明。そしたらなんていわれたと思います?「大阪で発券されたものでしたら、こちらではどうすることも・・・今日は日曜日ですし・・・」「は?」。大阪までこちらから連絡をとれというのか。せめて代替案ぐらいだしてほしかった。

いろんなこと考えた。チャンギのプールで泳げなくなるなぁとか、JTB現地係員を呼びつけてやろうとか、次の日に大阪行きのファーストクラスのチケットをカードで買ってJTBに請求してやろうとか。人間窮地に立たされると何故か笑うしかない。妙な笑いが込み上げてきておかしかった。しまいには、いままであった旅のハプニング集を思い出しながら「旅にハプニングはつきもの、いい経験。旅はこうでなくっちゃ!」とか「赤い飛行機を選んだ自分が悪かった。そういえばJTBも赤かったよなぁ。恐るべし赤い飛行機の呪縛!」などと訳のわからんことを思い始めていたりもした。

1時間ほどあーだこーだしているとエライさんがやってきた「空きがでたので乗せてやる( 乗っていただくやろ! )」とのこと。出発30分前にして出国、ゲートへ急ぐともう最後の一人でした。客室乗務員はこっちの事情を知ってか知らずかヨーロピアンスマイル。これがかえって皮肉に思えてしかたがなかった。せっかくのスイス航空やったのにぃ、気持ちが殺気だっていてフライトを楽しむどころではなかった。アタマの中は帰国してから、JTBに何をしてもらうかしか考えてなかった。

JTB、スイス航空との戦いは明日のプログへとつづく





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最終更新日  2004.09.12 06:43:16
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