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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:旅のぶつぶつ
少し前に「深夜特Q語録」と題してBlogを書いたことがあります。まだ他の語録ネタはあるのですが、ふともう一度あの本を読み返したくなり本屋さんへ急ぎました。旅の途中で読んだ本はインドネシアのトラジャの安宿に置いてきてしまったので。
読み返してみると(加齢のせいもありますが)また違った視点で読むことが出来て、それなりに楽しめました。しかし、単行本で6冊のこの本の5冊目から先へすすめないのです。面白くないのです。わくわくしないのです。 本屋さんにいくとびっくりするくらいの旅行記や旅のエッセイ本があります。やっぱり気になってランダムに読んでしまうのですが、その大半が“地歩き”に主語と述語をつけたような文章で興味がわかないのです。~ 一日目 ○○へ行く、・・・~ といった夏休みの絵日記もどきばかりです。筆者の姿や性格、人柄が見えてこないのです。 深夜特Qが5冊目あたりから興味がなくなったのは、まさにこの理由からでした。前半では筆者が旅に驚き、戸惑い、喜び、悩み、そんな文章から筆者の人柄がうかがえました。読んでいても、共感できたり(だからこそ“深夜特Q”語録があったりします)、できなかったり。一緒に旅をしている気分になれたのですが。後半では旅の移動工程が大半を占めてしまいました。 こうして楽天を使いBLOGを書いてますが、実際にいろんな想いを文章にするのは難しい。なんとか体験したこと、そのとき自分が感じた事を伝えたいと思うのですが、誤解をまねいてしまったり、反発をかってしまいます。残念ながら自分の文章力のなさに閉口してしまいます。 本屋にあるたくさんの旅行記の筆者たちが、感じたことを表現するのがヘタクソな人達であってほしいと思います。でなければ、何も感じることなく旅をしてたってことになってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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