JR九州 特急かもめ (長崎さるくその4)
福岡空港が見たくて、ただそれだけで、長崎からではなく福岡から伊丹に飛ぶことにしました。それで利用したのがJR九州の特急かもめです。JRの特急なんてアルバイトで車販で乗って以来です。 本当に予備知識はなにもなかったのです。ですからいろいろなことが新鮮でした。まず、長崎駅がこの線の終着駅であって、その先に線路がなかったこと(引き込み線はありましたが)おおっ、○○のはずれにいるんだって気がしました。○○には日本最西端とか入るんでしょうが、良くはわかりません。それになんといってもその車両に驚きです。外観が真っ白に対して、内装は真っ黒です。シートが革張りなのです。しかも、大型シートでこのシートピッチです。一昔前のビジネスクラスのようです。“テツ”の皆様には珍しくはないのでしょうが、飛行機ばかりしかもエコノミーしか座れない私にとっては、驚きこの上ないのであります。だって、座りながら足が組めるんですよ、それでもまだ余裕あり。これで普通席だからグリーン車は・・・。 久しぶりの鉄道旅だったので、NHK番組の関口宏さんの息子さんのように駅弁でも買ってのんびりと、なんて思っていました。ところが、隣に座ったサラリーマンがなんとパソコンをやり始めた。横でぱちぱちやられたらたまったもんじゃない。気持ちはわかるが、会社でやってくれって感じでした。強力にイヤイヤオーラを出し続けていたおかげで、ほどなく作業を中止してくれました。それ以上続いていたら、ケンカしてたかもしれません。 ボーイング社がコネクティングバイボーイングとかいって機内インターネット事業をたちあげ、マヌケな航空会社が採用した。でも、思ったほど利用者が少なかったらしく、事業は廃止になったようだ。赤い飛行機会社もこのほどそのサービスの廃止を発表している。賛否両論はあるかとは思いますが、座席でのパソコン利用は私的には大反対だ!周りの人の迷惑も考えてほしい。でも、どうしても使わないといけない人もいる、だから航空会社は個々人のシートに電源プラグをつけるのではなく、専用の席を作ればいいのにと思う。どっちの客も同様にサービスしてほしい、静かなキャビンもひとつのサービスだと思う。鉄道のハナシが飛行機に飛んでしまった。 駅弁を食べるまではできなかったが、せめてもと車販でコーヒーを買いました。300円でした。さて~、このコーヒーがレギュラーだったのかインスタントだったのか。ちなみに、以前バイトしていた会社(トワイライトEXコーヒー代ねこばば事件で有名になった:ちなみにコーヒー代ねこばばはどの特急でも規定作業)では、きちっとドリップしていました。飛行機でサービスされるコーヒーは絶対レギュラーのはずと信じていたが、どうやらそうでもないらしいから、もしかしたらかもめで買ったコーヒーもインスタントだったかもしれない。どちらかと区別がつかない味覚しかないから、そもそもこんなこと気にすることがなんか妙な気もする。鉄道のハナシがやっぱり飛行機に飛んでしまった。