旅・放題 チキンプリーズ

NewsWeekにヴァージンアトランテック航空の記事が載っていました。英語の記事だったので大意しかわからなかったのですが（非常に微妙な英語の力のため少し自信がありませんが・・・）、イギリスのヴァージンアトランテック航空がホテルなどで有料サービスで放映されてるアダルトビデオにCMをうっているらしいです。

最近はTVにせよDVDやネットにせよCMをうったところでチャンネルを変えたり、スキップされると効果がないので、有料アダルトサイトにうったのだとか。アダルトビデオに公共の交通機関がCMを置くというのはどうなんでしょうか。アタマの固い方々には受け入れられないかもしれませんね。

ここで取り上げたいのは航空会社の個性についてです。イギリスには世界の航空会社のドンであるブリテッシュ・エアウエイズ（以下BA）があります。そのイメージといえば、どこかお高い、紳士的(?)な感じがします。FクラスやCクラスを世界に先駆けてフルフラットシートにしたのもBAでしたから、やはりエグゼクティブな方々をお相手にされているのでしょうか。かたやヴァージンアトランテック航空（以下VS）は就航当時から既存の航空会社の常識を打ち破るサービスを行いました。イギリスにはこれだけ個性の違う２社があり、それぞれがそれぞれのファンを持っています。これだけ個性が強いとBAのお客が代替えにVSを選ぶことも少ないでしょうし、その逆もないでしょう。だからこそ、それぞれの個性を追求したサービスが行われるので面白いといえるでしょう。

残念ながら我が国の航空会社はどここも同じ（大手２社しかないですが）で面白くありません。JALとANA、どちらかが値段を下げればすぐに追随し、新しいサービスを始めればすぐにまねをします。おまけにどちらかがサービスをやめれば、同じようにやめてしまう。これではなかなか特定の航空会社のファンはつきにくくなります。どちらを選んでも同じなら安い方がいいという選択になってしまいます。私的にはそれが面白くないのです。まぁ、私の場合赤い飛行機とは相性が悪いという理由でANAを選びますが、ANAを選ぶ積極的な理由はありません。

そんな私がイギリスへ飛ぶとしたらBAを選ぶかVSを選ぶか？たぶん第三国経由で飛ぶでしょうね（笑）エミレイツのドバイ経由なんかよさそうです。VSは赤い飛行機なので・・・（笑）