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その通りです。 当たり前だ。 何を言うか。 ひょっとして皆、シリアスな映画とか期待してない? シネ坊で全うな評価下していたから、彼是難癖付ける位だからって事で上等な物作るんじゃないかと? 違う。 松本人志は飽くまでも「芸人」である。 松本のセンスあって出来上がったもんだ。 要は芸人風情が映画なんぞ撮りよってっていう蔑みじゃないのか? そんな芸人に撮られてしまう映画自体が劣化してんのじゃないかと思わざるを得ん。 まさかあんな映画に思想的深淵てのを見出そうとしてないか? そんなもん勘繰ると火傷する。 2時間という長さに於いて、やり続けるにゃ確かにテンポは悪い。 コントなら10分程度だ。 大佐藤のモチベーションが低下して行く過程を縷々説き明かすにはある意味丁度良いのかも知れん。 あれはやはり、「ウルトラマン」の続編だ。 それも自己解釈の。 落ちに至ってはモロにそれだった。 そういう意味で松本はあの歳だから、ウルトラシリーズの、と言うか彼等の息子であると。 話の筋が幼稚だという。 そりゃそうだ。 本人もそう言ってる。 幼児性から抜け切れてないとも言い、そのまま大きくなったような感じとも仄めかしていた。 作品としては、☆五つの内、矢張☆三つだ。 画面のぶれ、そしてテンポの悪さ、オチのやる気のなさ、予め高評価はしないが、それでよいと思う。 パンフ売り切れていて買えなかったが、若い連中が夜にも拘らずに結構来ていた。 これを「松本信者」というのは容易い。 みんな松本作品だから観に行くのだ。 信者だから絶讚するに決まってると言うのも頭の悪い判断でしかない。 それではパイレーツオブカリビアンを観に行く奴は皆ジョニデプ信者かパイレーツオブカリビアン信者かディズニー信者になってしまう。 だけどそんなこと言う奴は居ない。 寧ろどうせディズニー好みとか言うと、逆に邪険にされるのがオチである。 皆夫々違う価値観それは端的に言うと「好み」でモノ言ってるにしか過ぎん。 飽くまでも「主観」である。 ただデータとして詰まらないというのを粗全ての割合で算出するならば、お墨付きとなる訳だ。 あの宮崎吾郎の「ゲド戦記」だって「駄作」なのだ。 ジブリ信者のわたしが言う。 あれは間違いなく駄作である。 しかし良いところも有るのだ。 そこは否定しない。 わたしが意地悪なのは予め足元を見るから、そして確かめてから値踏みをするのである。 前評判の悪いものはそれを頭に入れている。 そういうのもあってこそ観に行くものだ。 しかし誰かに今回のこのことを喋ろうとして思い返すと、笑えてくる。 これが松本マジックか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.11 05:14:11
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