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2007.06.11
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カテゴリ:サブカル我流評論
前回は言い訳ばかりで本文としての感想が抜けてしまった。
でも前回で殆んど書いてしまったから特に言うことはない。
それにしても、大ヒット上映中などという言葉は踊り出てないな。

やっぱりそうなんだ。

あれ面白いんだけどなあ。
内から湧き出でるユーモアにみんな何も感じないんだろうか?

まあこれは個人の感想だからなにも言えない。
だから個人の感想を縷々述べてきます。

酷評する者は一体何がベストなのか逆に問いたい所だが、それも叶わんか。
此れ迄の特撮(怪獣や仮面や戦隊)ものは個人の感情や都合そしてモチーフのみで周りが動いて来た訳では無い。
唯単純に正義の側を中心として悪い敵を倒すことのみに費やされてきた。

取りも直さず、戦後のそうした特撮系の製作者らは戦前生まれである。
皮肉にもアメリカに打ち負かされてその伝統と作り替えられた綯い混ぜのコンプレックスが残されたサブカルに移った訳だ。
そんな戯れ言はおいといて、個人なんかよりも大義名分の方がやはり強いのである。
勧善懲悪とか、体よりも意(こころ)の方が優先された。

しかし、今回の大日本人は松本人志が戦後生まれである。
戦前生まれの意思とやはり戦後の受けてきた教育に齟齬がある。
だからあの作品にはもどかしさがあるのだ。

どんなことやっても大義とかが追い着かない。
殆んど個人の思いがよぎる。
個人の都合で世界が動いてしまう。
しかし、あの大佐藤は自分の都合のみで世界が滅ぶとは思ってもいない。
変身の儀式も最早形該化して、やらなくてもよいということである。
オチ覚悟で書くが、結局大佐藤はいてもいなくても良いのだ。
彼の存在意義も失っていて、「敵」も大佐藤が倒す必要もない。

ウルトラマンへの返歌なのかも知れんが、果たして戦後の特撮系はそういう風に映ってどう思うだろうか?

ガンダムの生みの親、富野は得てして己れの考えとはあらぬ方へずれてしまったと、そしてそういう風なのも作ってしまったことに責任の端緒を持っていたそうだ。

あれをナショナリズムの意味で捉えるのは間違いである。
ただただ自問自答の自家撞着そのものである。
卑近だがエヴァンゲリオンに近いだろう。

蒼き狼も、俺は君のためにこそも、今回のこれも、全部個人とその関係者で世界(状況)がまとまってしまっている。
それで世界が動くと思っている。

しかしながら大日本人が優秀なのは、主人公が別に要らないということである。
オチもそして映画の流れもそれなのである。
彼が世界を救うというのは間違っている。





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Last updated  2007.10.29 04:41:11
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