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昨日から沖縄には台風が近づき、今日もかなりの強風であった。暴風警報は免れたが、本島でもかなりの強風で、先島地方では暴風雨による停電等で交通機関や通信機関が麻痺したようだ。

昔から沖縄は台風の通り道として、幾度と無くその暴風雨の中を生き抜いてきた。その知恵を先祖から代々と伝えてきたわけであるが、さすがに現在でも台風の力には勝てない。現代の社会はかなり高度になり、生活もかなり豊かになった。にも関らず、自然の脅威には勝てないのである。

しかしながら、毎年やってくる台風であるが、本当にやっかいものである。今回の台風が本島を直撃しなかったために、ほぼ無傷であるが、この調子だと今年も何度か台風が来そうである。さらに、台風が来れば何かしたの被害が起きるのは避けられず、どうにかできないものかと思うほどである。

だが、その台風にもメリットもある。それは、夏の断水を回避してくれることである。最近はダムも増え、昔ほどは断水は無くなってきた。だが、近年の少雨傾向は断水を心配させるものであり、台風はその心配を軽減させてくれる。

私の経験からすれば、台風による停電より、暑い夏の停電の方がキツイ。この意見いは賛否両論あると思うが、暑い夏に水道水が出ないのは苦しい。まだ、停電でTVが見れないほうが楽である。

結論から言うと、台風にはメリットとデメリットが存在しているということだが、メリットのことを考えることは危険だ。やはり自然の猛威は凄い。特に地震や津波は最近の自然災害としては最大のものであり、台風もあなどれない。

最近は、地震や津波の対策のための商品も数多く売られている。それならば、台風においても予防するべきである。先程の商品は、自然災害の後に売れたが、台風においては来てからでは遅い。これまでの自然災害の教訓を生かして、早く画期的な商品が生まれて欲しいものである。