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秋季リーグ戦まであと2週間となりました。チームとしての状態は・・・今はなんとも言えないな～。練習試合では内容は良いんだけど、いまいち結果が付いてこない。昨年と同じような流れでこれまでは来ている。確実に昨年のチームよりはレベルアップしてると思うんだけど、やっぱり若い分、メンタルの面で弱いのかな？？？少し不安がありつつも、あとは試合までどんなやってモチベーションを高めていくかに意識を置いて練習しています。

ところで、こんな時期にリーグ戦の話を書くのは早いと思うかもしれないんだけど、実は全然早くない。何でかというと、2週間後に迫ったリーグ戦では、技術的な部分もさることながら、やっぱり精神的な部分のウェイトが高くなる。技術の面でみると、どうしても他の私立大学のメンバーに比べると、低いかもしれない。でも、レギュラーを占めるのは高校の時にはレギュラーの奴ら。県でも上位にいけない高校出身でも、やっぱりレギュラーで出てきているから、実力もそこそこある。だから、技術的な部分は他と比べて低くても、そこまで大した差はないと思っている。

そこで、何が大事になるかというと、みなさんも承知の通り、精神的な部分である。精神的な話になると、根性論のように聞こえるが、それは違う。どんな実力がある選手でも、精神的な部分が弱いと、良いプレーはできない。特に、チャンスやピンチの場面になると、精神的な部分が重要になってくる。どの大学も勝つために望んでくるわけだし、必死になってプレーする。野球に限らずスポーツは戦いのようなものである。初めから弱気になってしまうと、勝てるわけが無い。勝つ気持ちを強く持ち、思いっきりプレーすることが大事なのである。

それに、野球は他のスポーツと違って、1対1の場面が多い。例えば、投手と打者がすぐに連想できると思うが、野手が打球をさばくのも、捕手が打者の心理を読み取るのも、ある意味1対1の場面である。その1対1の場面で、サッカーの中田英の言葉を借りれば、「1対1で勝たないと勝てない」ということである。野球もその1対1が多い分、精神的に弱い奴が負けて、その結果チームの負けに繋がってしまうのである。

今はリーグ2週間前ということで、その気持ちの部分に関して、本当に口すっぱく言っている。もちろん、選手もそれを理解していると思うが、やっぱり何度も言うことで、常に頭の片隅に意識している。試合では3時間近くプレーをしなければならない。その長い時間を集中するのは難しい。それでも、その時間は集中し、常に勝つことを頭に入れながら試合をしなければならない。そのために、練習の中でも言っているのである。

選手もそれを少しずつ理解をしていると思うし、最近はその様子が明らかに強くなっていると思う。リーグ戦まで2週間。選手と共に気合を入れて、練習に取り組んでいきたいと思う。