|
テーマ:チューリップ愛(8)
カテゴリ:音楽
きょうは思い切りレトロな話を語らせていただきます。 1970年代半ば..... ラジオから流れてくるフォークソングを 夜ごと聴いていました。 「神田川」や「なごり雪」のせつなさがわかるには まだ幼かったあの頃 素直にストレートに心に響いたのがこの歌でした。 チューリップの「ぼくがつくった愛のうた」。 甲斐バンド、三輪車、NSPの歌などなど 他にも好きな歌はたくさんあったのに シングルレコードを買ったのはこの歌だけ。 クラスの友だちの間で 回し読みしていたアイドル雑誌の付録についていた チューリップのポスターは 財津和夫より姫野達也の方が印象的だったのを覚えています。 まだ20代前半で育ちの良さを感じさせる 無垢な少年のような姫野さん。 特にチューリップのファンでもなかったし 姫野さんや財津さんのことを かっこいいとも思っていなかったけど この歌は文句なしに好きでした。 財津さんは星、地球、風、愛という言葉にしか 感動しないのだそうですが まさにこの歌はその言葉たちが散りばめられていますね。 〜二人の愛がある限り 地球は回り続ける どうしてって聞かないで こんなに君を愛しているのに 君に優しさある限り 星は光り続ける どうしてって聞かないで こんなに君を愛しているのに〜 最近の流行の歌を知らないせいか 40年以上前の歌だという感覚はありません。 今でも聴く度に良い歌だなぁと思って聴いています。 なんて優しくて穏やかな詩とメロディ......。 そしてつい最近またこの歌を じっくり聴きたいなぁ.....と思い立って チューリップのCDを買うことにしました。 チューリップの曲で好きなものは他には 「ぼくがつくった愛のうた」のB面だった「私のアイドル」 「虹とスニーカーの頃」なので それが全部入っているCDを探しました。 チューリップ プレミアム・コレクション全15曲 実は「虹とスニーカーの頃」がヒットした頃 1枚だけ(といっても2枚組)チューリップのLPを買いました。 好きな曲はいくつもあったのに なぜかその後はチューリップファンにならなかったのでした。 一つにはその頃甲斐バンドの「HERO」がヒットして 私は甲斐よしひろのハスキーな声に魅せられてしまい それ以来ずっと甲斐バンドファンで 他の歌はあまり聴いていなかったからでしょう。 チューリップがメンバーチェンジをくり返したことも 解散したことさえも知りませんでした。 そして折しも今 デビュー45周年メモリアルツアー“it remembers”が 各地で行われていることを知りました。 私の中での財津さんのイメージは “WAKE UP”の頃の財津さんだったので 久しぶりに見た財津さんが もう68歳で白髪にメガネ姿だったのは ちょっとした衝撃でした。 なんだか初めて見た人のようで.....。 これはもう浦島太郎の気分です。 財津さんは現在ソロ活動を続けていらっしゃいますが 45年も歌い続けるというのはすごいことですね。 もちろん昔の美しい歌声と同じ声ではないですが 今でもきれいな声です。 2008年のステージで「私のアイドル」を歌った財津さんは 60歳と言えどセクシーでドキっとしてしまいます。 改めてチューリップの曲をいろいろ聴くと 財津さんの曲作りの才能のすばらしさに 引き寄せられるように どんどんチューリップファンになってしまいました。 20年以上前に解散したバンドのファンに 今さらなるのもなんだか 今まで何やってたの?と チューリップファンに呆れられそうですが CDに入っている曲はみんないい曲ばかりで 日本のポップスの先駆けとなったこのバンドのすごさを 今さらのようにひしひしと感じます。 そしてとうとう...... 当分チューリップブログになるかも.....。 みなさんも改めてチューリップ聴いてみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|