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胚培養士のひとりごと

胚培養士のひとりごと

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葵3704

葵3704

2011.10.30
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カテゴリ:お仕事
皆さんは不妊治療の助成金についてご存知でしょうか。

先の学会での患者様へのアンケート結果によると、
助成金があったこと自体「知らなかった」と答えている患者様が意外と多いことにビックリしました。

病院・医院ではおそらく助成金についてのお知らせが掲示してあると思いますが・・・。


この助成金、
正式名称は「特定不妊治療費助成事業」です。
都道府県もしくは市町村単位での助成金制度になっていて、
各自治体のホームページに詳しく書いてあると思います。

ちなみに東京の場合は東京都が助成金申請を受け付けています。

夫婦合計の前年所得金額が730万円(全国共通です)となっていて、
これは最初は600万円程度だったので、改正されているようですね。



噂では、、、来年度は、先の東日本大震災の復興支援のために
この不妊治療の助成金制度の予算が削られてしまって、
今まで1回15万円が2回支給されていたものが少なくなるかもしれないとのことです。
が、まだ噂の段階ですけどね・・・。



この助成金は年度ごとの申請で、
体外受精・顕微授精(融解胚移植も含む)で受けることができます。



この助成金申請は、厚労省が定める指定医療機関で治療している方のみ受けられますが、
これは、日本産科婦人科学会で登録申請している施設ということです。



原則的には、体外受精などを行っている病院・医院は
日本産科婦人科学会で登録していると思われます。



そして、
私たち胚培養士が関わることと言ったら。
この助成金制度のために必要な「登録番号」を発行するために、
患者様の治療一例一例ごとに日本産科婦人科学会に詳細を登録する業務を担っています。

大きな施設などでは、登録する専門のスタッフもいらっしゃるようですが、
大半は胚培養士が登録している感じですね。

もし専門のスタッフさんがいるとしても、
登録するために資料をそろえるのはおそらく胚培養士だと思います。


こんなところでも胚培養士のお仕事があるんですよーっていうご紹介でした。


あ、もちろん。
不妊治療を受けている患者様で、まだ助成金制度をご存じなかったりしたら・・・
まずはご自身のお住まいの自治体に問い合わせてみてくださいねウィンク



それでは、今日もよろしくお願いしまーすきらきら
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Last updated  2011.10.30 21:23:06
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