|
カテゴリ:日々について
日があいてしまいましたが、前回からの続きです。
本殿から勾配のきつくなっていました。 鉄製の手すりに手を添えながら慎重に登っていきます。 所々に岩壁を削りそのなかに石像がまつられています。 ときおり見せる木々の隙間からは、歩いてきたふもとの様子が見てとれました。 ここは「六本杉」があるところ。 672年に利修仙人がこの地の霊木7本杉の一本を切って薬師如来を刻み本尊として祀ったと言われる。それ以来、残り6本を六本杉と言うらしい。 そして奥の院へ。 ここはそのむかし、多くの修行者の修行の場だったそうです。 昨年の台風の影響でしょうか、かなり傷みが激しくなっており、いまでも倒壊しそうな感じです。 やっとのことで山頂まで登ってきました。 下方向を眺めれば、“あのあたりから登ってきたんだ”ということが分かります。 山頂から望む景色はバツグンですね。 ここで早速お昼にしました。 各人が岩場に陣を取り食べていると、ひとりの青年が登ってきました。 「私もここでお昼をとっていいですか?」と仲間の一人に聞いていました。 そしてちょうど私たちの真ん中に位置するような形でその青年は腰をおろしました。 何かしらその青年は仲間の方に話しかけていました。 そのうち仲間の別の人が持参したデザートをみんなに分けるため回ってきました。 そこでその青年は、はじめて私たちが一緒のグループだと気づいたのです。 青年いわく「私は皆さんのグループの真ん中に座っているんですね」と・・・(笑) なかなか気さくな青年でこの日は豊田からひとりで来られたそうです。 名前はTKさんと言われ、その後私たちと一緒に行動を共にしました。 昼食が終わり、そこから瑠璃山に向かいます。 向かうといっても縦走するわけではなく、すぐその向こうが瑠璃山山頂といった具合です。 鳳来寺山山頂が684mに対し、瑠璃山は695m。 その山頂へは突起した岩場になっており、一人ずつ駆け上がるといった感じ。 山頂の岩場はひとりで立つのがやっとの場所で、私は足がすくんで立てませんでしたが、先程の青年 TKさんはあっさりと・・ みなさんは駆け登った岩場から元の道へと下りていきましたが、私は別の下り場所からちょと冒険。 岩場の上から下を見て、大したことはないと判断して下りていきましたが、途中、危険が伴いそうだったので引き返そうと思いましたが、引き返すに引き返せなくなってしまいました(笑) いろいろと体制を変えながら何とか無事に下りられましたが、冷あせモノでした。 あとで下から見上げるとちょっとヤバかったなと・・・ あとは軽快に下って行き、東照宮までたどり着きました。 実のところ、この地に東照宮があるとはいままで知りませんでした。 ここでお参りをしてから本殿へと続く道を行き、そこから石段を下っていきました。 この鳳来寺山、よく登る本宮山に比べ低い山なので、ちょっとナメてかかっていましたが、歩く距離が多かったため、かなりバテてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 27, 2010 11:59:49 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日々について] カテゴリの最新記事
|