Dolce Vita

アニメ版「のだめカンタービレ」巴里編　Lecon 5

今回は12巻の後半と13巻の前半。

のだめカンタービレ（12）





のだめカンタービレ（13）

最初っから憂鬱な面持ちの男たちがふたーり。

黒木くん、千秋とも再会（のだめに充電されてるところを
黒木くんに目撃され白目になった千秋に笑）を果たすが、
テレまくった千秋は、そそくさとオランダへ逃亡。

黒木くんは、のだめの「ぎゃぼ」（フランス語じゃないってば）を聞き、
さらにのだめの汚部屋と秘密の「千秋セクシー写真集」をついに目にする・・・。
すずらん、スパーク散り。。。

でも、のだめのピアノを聴いて、
千秋がなぜのだめと一緒にいるか、
何となくわかった気がする黒木くんなのでした。


今回はとにかく黒木くんが受難。
アンサンブルの相手に名乗りを上げてくれた
美人のカトリーヌちゃんにはあっさり逃げられ
（二人分のコーヒーを買ったのに、
振られちゃった黒木くんの姿がかわいそ）
寒さに震えるアパルトマンから千秋に電話を・・・。

ほんとは、原作では
この前に別の生徒ともアンサンブルのことで
もめちゃったり
アパルトマンの大家さんがこわれた暖房を
なかなか直してくれなかったりと
もっと追い詰められてたのですが、
時間の関係は、このエピソードは省略。

千秋が不在と聞いて思わずガッカリ
涙が出ちゃった黒木くんに
のだめはノエルのお昼に教会へ行きませんかと、誘う。
ふたりはリュカから、
「クリスマスの生誕劇」の代役を頼まれる。
代役はロバの役・・・。

のだめは子供の「マリア役（主役）」を本気で奪おうとしたり
ロバの前足（顔が出るほう）を本気でやりたがったり
変なロバの踊りを演出したり
でも、そんなのだめの
異国でも自己主張をしっかりして元気に周りに溶け込む姿が
黒木くんにも元気を与えてくれたようです。

原作でもそうなんだけど、
黒木くんの気持ち、よくわかる気がします。
自分も外国で学生生活を送り始めのころ
おんなじような気分になったことがありますので。
言葉はうまく通じないし、周りの人たちみたいに
はっきり自分を主張できないもどかしさ。。。。
でも、のだめのような能天気部分も持ち合わせていたので
どちらかというと早々と
のだめ式自己主張タイプに方向転換してたかも

そしてリュカは、黒木くんを恋のライバルとして意識？？
黒くなってましたねーリュカー。
これからも活躍を期待します



一方千秋は
全然電話をくれないのだめにもんもん。
ノエルの日にアパルトマンに戻ってきたが
のだめはいない。
鬱々としている彼の前に、彼を「真一」となれなれしく呼ぶ男の人が。
（長田さん、出てくれましたー。カットされたかと思ってたらこんなところで。
長田さんの妄想画もちょこっと出てきました）
この男の人、ムッシュ長田から父の話を聞いた千秋は
ますます重い気分に・・・。

メランコリーになっちゃって寂しい気分の千秋と
ロバ役の大成功でごきげんののだめ。
橋のそばですれ違うけど、のだめは気付かない。
そこで千秋はすっかり大ムクレ。

そして、初夫婦ゲンカ、橋の上の大乱闘
のだめ、飛び蹴りする前に空中ひねり入れてましたね。
さすがアニメ、ダイナミックな乱闘シーンでした

犬も食わない？夫婦ゲンカも
千秋が態度を改めさせられて、一件落着。
千秋の「殺される・・」と「う・・・うん」に爆笑。
さすが声優さん、声だけでこんなに
表現できるなんてすごいですねー。


ノエルの夜、のだめの弾くバッハを
満足そうに聞いている千秋なのでした。
（もう完璧に二人の上下関係は逆転したかもね？）

というわけで、今回は、悩める二人の男たち
それぞれにのだめを通して問題克服（なのか？）の巻でしたね。
小ネタに笑わせてもらいました 

さて、次回は
千秋がとうとうあのオケと対面、
のだめと黒木くんも「ヤキトリオ」を結成するのかな？