24日の東京株式市場で日経平均株価は続落か
24日の東京株式市場で日経平均株価は続落か。前日の米半導体株安が重荷となり、値がさの半導体関連に売りが先行するだろう。一方、日本株の先高観に着目した投資家の押し目買いの意欲も強く、下値では買いが入って上昇に転じる場面もありそうだ。日経平均は前日の終値(3万9594円)から400円程度安い3万9200円程度まで下落することが想定される。 23日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比1.45%安で引けた。半導体製造装置やアナログ半導体関連の下げが目立った。東京エレクトロンやSCREENホールディングスといった値がさの主力株の売りにつながり、日経平均を下押しするだろう。米テスラが23日夕に発表した2024年4~6月期の決算では1株利益が市場予想に届かず、米時間外取引で同社株は下落する場面があった。日本時間24日早朝の外国為替市場で円相場が1ドル=155円台半ばの円高・ドル安水準に進んでいるのとあわせ、自動車株には逆風となりそうだ。日本時間24日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落し、9月物は前日の清算値と比べ110円安い3万9430円で終えた。