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氷菓の米澤穂信先生の秋期限定栗きんとん事件を読み終えました。
氷菓の古典部シリーズに対してこちらは小市民シリーズ。 氷菓の主人公は「やらなければならないことは手短に」といった面倒くさがりですが、小市民シリーズの主人公は頭がキレて謎解きが大好きにも関わらず、それを隠して小市民として生きようとしています。 起こる事件は氷菓のように日常の謎が中心。 春期限定いちごタルト事件、夏期限定トロピカルパフェ事件にて互恵関係の小佐内さんとこっそり謎を解いて来たのですが、秋期限定栗きんとん事件では二人は別れ、それぞれ彼氏、彼女を作ります。 全編に渡っていいな~と思える高校生活を描いているんですが、そこに絡む自分の周りでもありそうな日常の謎が良質で、最後にはどんでん返しがあるという日常ミステリーの傑作といえます。いろんなドキドキがあってたまんないですね。 氷菓の千反田えるはアニメ化したときに私、気になったんですが、この小市民シリーズの小佐内さんも是非見てみたい!キャラデザだけでもしてみたいと切に願います。
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最終更新日
2013年02月01日 00時29分46秒
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