カテゴリ:70年代男性グループ
いや、別にルックスのことを言ってるんじゃないですよ。あれだけ売れたのに著作権登録してないなんて哀しすぎるもんなあ。1974年に発売のたいやきの歌、私がリアル未就学児だった80年代初期にもばんばん流れていたし、登録してりゃ今頃は御殿が建ってただろうに。 サザーランド兄弟もヒット曲を持っているけれど、子門真人とはちょっと毛色が違うね。 こっちの場合は他人が取り上げて知名度アップ型。しかし取り上げたのがよりにもよってロッド・スチュワートだし、今じゃロッド=セイリングみたいな認識もされてるから、ひょっとしたらオリジナルはこっちってこと、知らない人も多いんじゃないかな。 もちろん私も知ったのはロッドのカバーによってで、これ買ったのはオリジナルも聴いてみたいなあとほのかに思ったから。 聴き比べてみると、こっちのほうがエッジが効いてる。ロッドのように個性の強い声じゃないけど、ベースとか太鼓が重いんだよね。ラインがどっしりしているというか、ロッドのバージョンが緩く感じてしまうほどだよ。 ロッドが静かな海だとしたら、こっちはもうすぐ大時化になりそうな海だなあ。あ、ジャケは荒海だね。 と、まあ8曲目目当てで買ったわけですが、ほかの曲もグッドです。 2人は自ら人前に出るのは嫌がりそうなあまり主張の強くない声なんだけど、だからこそ聴き疲れしないし、言い方を変えれば気軽に友達になれそうな、親近感の沸く声をしてる。 そこにこれまた飾らないギターやオルガン、コロコロと転がるピアノ(転がり具合は前転3連続程度)が合わさってごらんなさい! シンガロング度高そうな楽曲ともあいまって、幸せな気持ちになっちゃうわよ! こういうの聴いてりゃ、血圧も通常の範囲内で安定してそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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