カテゴリ:50&60年代男性ソロ
娘の次は父というのも芸がなさすぎだけど、応用のきかない固い頭なので許してね。 #100のヴィッキー・クレイトンの回で開催した次のキリ番は誰だクイズ、150番の正解はマーティン・カーシーでした。見事正解したあなたには私の中にかすかに残っている真心をプレゼントします。 重鎮フォーキーの初めてのソロで、この後もよくつるんでいるデイヴ・スウォブリックがフィドルとマンドリンで協力しています。 マーティンお父さんの弾くギターは、高弦はあまり使わず残響も少なくて、ふとバート・ヤンシュ風味だなあと思ったりもします。この人もインストをソロで弾くよりも歌の伴奏として弾くほうが似合うなあ。 でもやっぱり、歌声が魅力なんだよね。20代中盤とは思えない頬のこけ方してるのに、なんとまあ太い声で。ちょいと蓄膿がかっていて、まろやかで優しい声してるの。 何を隠そう、男性シンガーで好きな声の人堂々1位だったこともあるのだ。もちろん自分の中でだけどね。 ほとんどのトラッドがいろんなとこで演奏されてるけど、私の好きなのは1と14。 とくにマンドリンの響きが切ないホームレス生活推奨歌の14はもう、滅茶苦茶好きだね。 1:18世紀の戦争歌。1756年から63年にかけてオーストリア、フランス、ロシア、スウェーデンおよびザクセン(東ドイツ南東部の地方)の連合軍とフリードリヒ大王率いるプロイセン、プロイセンと同盟を結んだ英国との間で戦われた七年戦争をソースとしているバージョンもある。 2:このバージョンでは、主人公と少年の年の差は5歳。16歳で花婿となった少年は17歳で父親になり、18歳で死ぬ。 3:女性の追いはぎが主人公のバラッド。 4:酒飲み歌。“Jug Of This”というタイトルでも知られる。そちらはA・L・ロイド(#122参照)やビル・ジョーンズ(#86参照)が録音。 8:ブリテン島に広く流布していた謎かけ歌。ポール・サイモンにこの曲を教えたのはマーティンお父さんその人。 13:男装して船に乗り込む女性が主人公。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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