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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/08/21
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  1. So You Want To Be A Rock ‘N Roll Star
  2. On This New Day
  3. Bad Lands Of Ardguth
  4. Regency Days
  5. Hitchcock Railway
  6. This Good Life I Have Known
  7. The Trapper
  8. Daddy Rowlin
  9. Five O’clock In The Morning
  10. June Tremayne


John Jones
g
Trevor Jones
b
Dave Mercer
g, b, vo
Kerry Scott
vo, harmonica, per
Tiger Taylor
g, vo

 ハードでジャジーなロックがかっこいいジョンジーにいた2人、ジョン・ジョーンズトレヴァー・ジョーンズの兄弟がその前にいたバンドってことで。しかもフォークなことをやっているらしいと知ってしまったら、そりゃ入手するしかないでしょ。
 長らく探し回った結果、ようやく今年の3月末に690円でゲットできたのでした。

 元エアラ・アパレントタイガー・テイラーを中心に結成された5人組で、第一印象はハードとプログレの中間みたいな感じだったけど、聴き込むほどにフォークの旨味が出てきた。
 風貌も風貌だし1曲目から歪めたエレキギターを鳴らしているんで、うん?このサウンドでフォーク系のガイド本に載せていいのか?と思ったのだけど、疑問に思うことなかったわ。
 いきなりハードロッキンで戸惑ったけど、続くタイトル曲ではボトルネックっぽいギターも柔らかなフォーク。それにこのケリー・スコットってシンガー、よく聴けば思いっきりソフトな調べ向きの声質じゃないかよー。ハード音楽をこなすには線が細いよ。
 買ったとき、日記に「フォークじゃねーだろ」って書いたような気がしますが間違いでした。ごめんなさい。

 ソフト声と突如出てくるハードな演奏とのミスマッチもたまらない魅力ですが、目指す方向性はどうにもはっきりしないです。
 ダウナーサイケ、西海岸風サウンド、ビートポップ、内省系SSW…でも大雑把に分ければフォークになるんだろうなあ。
 フォークはフォークでも北米の香りぷんぷんです。何が北米なのかって、決して太くない裏声気味のハーモニーボーカル。みんな似たような音域だけど、まったくのユニゾンにはならずに少しズレが生じているのが肝なんですよ。

 なんて思ってたらまたもやハードな調べが出てきたなあ。ギターはやけに泣いてるしリズムの使い方はプログレてるし、なんかもう無理にジャンル分けしなくてもいいような気がしてきた。
 お楽しみ袋サウンドでいいよね、別に。輪郭はうっすらとわかっていて、いざ中身を取り出してみたら予想外のものがぽんぽん出てきたっていう。それで趣味に合わなかったり明らかに売れ残りってわかるような代物ばかりだったらざけんなゴルァ!となるけども、これはその点は心配無用でした。
 ぶっちゃけ喜び勇んで買ったものじゃなかったけど、まさかここまで良いとは思ってなかったからね。
 良い意味での期待裏切られ度は80点は付けたいね、うん。


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Last updated  2010/03/14 01:20:27 PM
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