カテゴリ:50&60年代男性ソロ
同じ67年リリースだから、次はドノヴァンにしとこ♪ なんて思ってたら66年じゃないかよ実際は。うわーん私のいかれぽんち。 まあよい、気を取り直して4枚目のスタジオ盤を祀り台にあげちゃおう。 ホーンがいい意味で安っぽい1はゆる~い行進曲風で、続く2のフルートの響きはまるでアイルランド民謡の“ダニー・ボーイ”のよう。 そういえばシングルヒットしたこの“メロー・イエロー”のアレンジはジョン・ポール・ジョーンズが担当してます。 ほかにもドシャンガシャンなジャズ風ドラム、木管、転がるピアノなどが参加。エレキギターも顔を覗かせていますね。 ストリングスやハープシコードの響きも胡散臭くてグッドです。 ドノヴァンという音楽の下地になっているのは間違いなく田舎くさいフォークなんだけど、フォークの一言で済ますのは不可能なんだよなあ。 チープさと脱力系ボーカルはサイケだし、時折ブルージーな面も登場してる。ジャズっぽいリズム感の曲も出てくるし、本人は真面目な性格っぽいけど(ブライアン・ジョーンズの子を引き取るくらいだし)音楽に関しては遊び人です。 頭の弱そうな能天気ソングをぶちかましてきたかと思えば、血栓起こしそうなどろどろのアコギが妙に深遠な曲がこんにちは。 ズンチャカラブリーミュージックも、賽の河原な不気味音楽も書けるあんたは偉い才能豊かだよ。 ドノヴァンが所属するジャンルはフォークでもメルヘンヒッピーでもなく、「ドノヴァン」。これっきゃないね。 息子&娘。似てるかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/08 05:09:34 PM
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