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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/09/28
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  1. Sir Patrick Spens (Scotland/Child#58)
  2. Banks Of The Sweet Primroses
  3. Toss The Feathers
  4. Sloth (Thompson/Swarbrick)
  5. Staines Morris
  6. Matty Groves (Child#81)
  7. Mason’s Apron (Ireland)
  8. Battle Of The Somme


Richard Thompson
lead-g, dulcimer, vo
Dave Swarbrick
violin, vo
Simon Nicol
rhythm-g, mandolin
Dave Pegg
b, mandolin
Dave Mattacks
ds

 フェアポート・コンヴェンションの看板シンガーといえばサンディ・デニーだ、代表作は「リージ&リーフ」だ等々言われていますが、私はサンディ脱退後の「フル・ハウス」(70年)にゾッコンLOVEなんですよ。
 最初から歌っていたわけじゃない男性陣によるいなかっぺなコーラスがまずはツボだし、演奏も悠々堂々、勢いのいい緊張感あるものだしね。
 女性シンガー在籍時には出せなかった漢くささが花開いたといいますか、女の子がいなくなって何か吹っ切れたのかなあって思うほどテンションが今までとは段違いに高くてさ。
 そんなわけで、個人的に歴代最強メンバー5人での実況録音盤「ハウス・フル」が隣町のブックオフで買えたのは非常に喜ばしいことなのです。
 都心部から離れまくった山だらけの田舎で! それも1250円! イッツ・ア・ミラクル!

 収められたのは1970年9月4~6日のロサンゼルスでの模様で、ミキシングは86年4月。なんで15年以上も間が空いてんだ?
 メンバーはもちろん「フル・ハウス」の5人、みんな爽やかな顔して飛ばしまくりです。

 9分近い不義マーダーの6なんてねえ、歌い終わってからどんどん盛り上がっていく様に興奮すること間違いなしですよそこの思春期を迎えた長男の扱いに悩む奥さん。
 娘さんに敬遠されて寂しい思いをしているお父さんも、3や7のような熱気溢れまくりチューンで踊って気分転換しなさいな。
 もう突っ走ってます。良い意味で薄汚れています。
 中の下レベルのヘタウマ歌唱だって(さすがにスタジオ盤より若干落ちる)、演奏が密度高すぎてぜ~んぜん気にならないもんね。

 12分越えの4は当然ながら、3分台の曲でも「大作」と言いたくなってしまうなあ。
 トータル46分半だけど、1時間以上は聴いた感覚に陥るものだから。






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Last updated  2006/11/03 10:36:24 PM
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