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2007/08/19
カテゴリ：50＆60年代男性ソロ
メリケンものにまで手を出すようになったのはいつからかなあ…。 これも３や６、26にときめいて買ってしまいました。お値段840円。 ボブ・ギブソンは1931年ニューヨーク生まれ。 ラジオから流れるウディ・ガスリー、バール・アイヴス、レッドベリーなどを聴いたり歌ったりして育ちました。 ギターと５弦バンジョーの奏法はピート・シーガーの影響で、初めてテレビに出たのは54年、23歳の時。 本作は50年代後半の音源を集めたコンピで、全部で27曲を収録。 １曲１曲はそう長くないのでトータルタイムは１時間ちょいです。 少々肉付きがよく髪はオールバック、そして腕毛は濃い。 シンプルな伴奏にのせて気取りなく歌っています。 ３や26なんかは英国フォーキーも歌っているけど、アメ人が歌うとどうしてこうも湿り気が取り除かれてしまうんだろう？ ６はウディ・ガスリー作品ってことになってますが、旋律は“プリティ・ポリー”にくりそつです。 まあ“プリティ・ポリー”はアメリカで人気の高い民謡だもんね。 幸運にも所有しているガスリー作品に“パスチャーズ・オブ・プレンティ”が入っているからあとで聴き比べしてみようっと。 悩みごとなんてなさそうな陽気なバンジョーにギター、ギブソンの歌いっぷりも余計なことは考えずさらさらと無理しない音域でお気軽上等！ サポートが何人かいるけど基本的には本人の歌とギターorバンジョーを軸に進行しています。 実にカラッとしたフォークです。 カントリー…とするにはあと一歩足りないかな。 カントリーがなんたるかわかってないけど、アメリカの田舎音楽（といいつつニューヨーク生まれだが）であることは確か。 聴いてても全然疲れないね。 AMGで検索してみたら50年代中頃からアルバム出してるね。 以降40年ほど、キャリアのわりには作品数は多くないみたいです。 んで悪い予感は当たってしまい、96年に64歳でお亡くなり。合掌。 公式サイトがあったよ！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007/08/19 10:19:51 PM
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