カテゴリ:90年代男性ソロ
ウェールズに続いてまたもやケルト、今度はアイルランドのメイヴのデビュー作です。 来月にやって来るアヌーナの元メンバーで、いつの間にやらケルティック・ウーマンを脱退していた彼女の魅力はなんといってもその歌声。 正統派ソプラノと言いますか、本当に綺麗な声なんだよ。 彼女の声域がどれくらい広いのかは謎だけど(理由は低音で歌っているのを聴いたことがないから)、あれっインスト?と一瞬思ってしまった2では超高音で歌ってる。 音楽のパート分けでは迷いなくアルトに行ってしまう私は2オクターブ下げても歌えそうにないほど。 そんなに高い声なのにキンキンしてなくてすごく上品なのだ。 ご当地民謡の定番中の定番4を持ってきてアイルランド人であることを積極的にアピールする一方、スコットランドの代表的歌手ジーン・リッチーの歌をカバーしたり、カナダ人でケルトの血を引くロリーナ・マッケニットの曲もやってる。 ロリーナさんもメイヴに負けないくらいの美声ソプラノで歌う人だから、こうやってカバってもまったく違和感がないです。 昔からの持ち歌みたいにぴったりはまってるよ。 5はおそらく世界で最も有名なアイルランド人音楽家の1人であるエンヤが歌っていたし、シニード・オコナーも歌っていたよね。 当然のことながらメイヴの美声が全面フィーチャーされてるんだけど、デイヴィッド・アグニューが吹く木管も主役級のインパクトです。 オーボエの甘美で切ない響きがたまんねぇな。 その魅力は11で発揮されてます。 間奏部で主旋律をなぞるオーボエにメロメロです。 あまりに美しくて切なくて、初めて聴いた時はこの曲だけでも買う価値ある!って思ってしまったほどだよ。 これだからオーボエって挑戦してみたい楽器ベスト3の位置をずっとキープできてるんだよね。 なおトラッド扱いになっていますがもちろん作者はグリーグです。 うむ。これは不純物のまったくないお嬢音楽だな。 <今日の私> 昨日会社の人に「三角関数ってどうやって出すんだっけ?」と聞かれました。 数学の試験は50点越えれば上出来、常に赤点ギリギリだった私にその質問は無謀です。 だけど・・・理数系は大の苦手な私がなぜに理数系の会社で働けているのだろうか? 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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