カテゴリ:50&60年代男性ソロ
メリケンフォークの巨匠ウディ・ガスリーの音源を集めたコンピ。 12までが1940年、13以降が44年の録音です。 昭和10年代ですか… さすがは明治45年生まれですね。歴史を感じざるを得ません。 なお彼は67年に55歳で病死しているのですが、結婚は3回していてお子さんはなんと8人! ウディ父さんギンギンですな。 ちなみにアーロ・ガスリーは2番目の奥さんとの子供。 1曲目からヘロンが2作目でカバーしていた“ザ・グレート・ダスト・ストーム”を惜しげもなく披露、英国フォークファンの心をがしっと捉えて放しません。 その上やってる曲からは明らかにスタインベック著の感動巨編「怒りの葡萄」の影響が見て取れて米文学ファンの心をも鷲掴みですよ! 「怒りの葡萄」の初版は1939年、ガスリー氏の録音はその翌年。よっぽどインパクトが強かったんだろうね。 かくいう私もこの本は夢中で読みふけりました。 とくに主人公トム・ジョードの妹ローズに関するエピソードが泣けるのよねぇ。 本の内容はかなり重く暗いですが、本作は陽気で明るい曲調がほとんど。 さりげなく登場してさりげなく歌い始めそうな庶民派シンギング。 気取りってものはまったく感じないね。 同じフォークの巨匠でも英国のA・L・ロイドやイワン・マッコールよりは聴きやすさははるかに上だと思います。 ウディ・ガスリーの歌ってすごく聴きやすい。 声質はいたって普通、なにか特別に癖が強いわけでもなく、逆にインパクトが薄いでもなく肌触りの良いお声です。 ボブ・ディランが影響を受けまくった人って聞いていたからディランみたいにアクの強い歌唱だったらどうすっかと思ってたけど心配無用だったね。 ディランくさいと思ったのは歌ってるのか喋ってるのか曖昧な部分だけ。 あとこの画像では見えないけどギターに「THIS MACHINE KILLS FASCISTS」とステッカーを貼っていて、そういう部分もディランのルーツ扱いされる一因なのかなあと思ったりします。 政治的なことはよく知らんけども。 ほとんどはギターのみの伴奏。 ごく稀にハーモニカやフィドルが出てきます。 ※まさか1940年代の録音が出てくるとは思ってもみなかったのでカテゴリー作ってません。 とりあえず50&60年代にぶち込んでおきました。 さすがにあります公式サイト 興味深いサイトを見つけました。 そうか彼の父親はカウボーイだったのか。 <今日の私> 暴食が祟って胃腸ぶっ壊して七転八倒苦しんで何日間も寝込んで、 仕事でも私生活でも周囲に迷惑かけまくり・・・ いっそのことそういう体験をしないと過食症は完治しないかもしれないなあ。 具合悪くなったとしても少々の吐き気とか軽い腹痛程度だからまた繰り返しちゃうんだ。。。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/27 08:31:51 PM
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