カテゴリ:70年代男性グループ
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真の変わり種はこれだな。うん。 70年代中頃にスティーライ・スパンに加入したナイジェル・ペグラム在籍ってだけで英国民謡好きと謳ってるブログに登場させちゃうんだからな。 ちなみにニドロローグを知ったのはスティーライ初聴きから1~2年後、きっかけはナイジェル追っかけではなく某ガイド本を読んで。 双子のコリン・ゴールドリングとスチュワート・ゴールドリング、ピーター・カウリング、そしてナイジェルの4人組による1作目。 コリンとナイジェルが笛を多数操っているんだけど、そうラッパをブカブカ鳴らしまくってるわけでもないなあ。 どちらかというとダダダダダ!な太鼓やボボボボボ…と引きずるベース(及びチェロ)が肝になっている感じがする。 リコーダーやオーボエが入ると途端に夢うつつで切ない調べに変身するし、そもそもこの濃すぎる顔にこの透明繊細な歌声はなんなんだよ。高音部なんかかなりの美声だぞ。 写真に名前が入ってなかったらピーターが歌ってると早とちりしちゃっても文句は言えないよ。 スチュワートのような熊髭を蓄えていないだけコリンの方が若干薄いけど、そこは一卵性だから濃いことに変わりはない。 比べてリズム隊の涼しげな目元といったら! 何やら無駄話が続いていますが、ニドロローグはそもそもどんな音楽性なのか? どうも掴みにくいのだけど、ハードでジャジーなプログレッシブ・ロックといったところでしょうかね。 どことなくジェントル・ジャイアント(私の中でプログレ界…いや英国ロック界の頂点に君臨するバンド)にも似ているし。 フォークの要素が感じ取れるのはリコーダーで始まり穏やかに進行する5の最初の部分かな。 そんなだからナイジェルがスティーライに加入するのがたまらなく不思議で面白いんだ。 本業はドラマーなのか笛吹きなのか? はっきりしてくださいペグラムさん。 どちらもいい味出してるからどっちが本業でも構わないのですがね。 そもそもユーライア・ヒープの前身バンドにいた人だし、いわゆる何でもできる人なのかも。 そして彼らは“間”をよく使っています。 素人意見だけどこういう間合いがうまく取れるのってかなりの腕達者なんじゃないかな。 タイム間はもちろんだし、間が長すぎてもだらけるし短すぎてもただ突っ走ってるだけになってしまう。 聴き進めていくうちチャック・ベリーが壁の後ろに隠れていそうなフレーズまで出てきた。 やっぱり掴めんなこのバンド。 気管支がまだ故障中です。 修復は少しずつ進んでいるけど発症してから10日ほど。 処方薬を飲み終わっても治る気配がなかったら隣町の大病院にお邪魔するしかないかなー。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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