カテゴリ:50&60年代男性ソロ
民謡ヲタのバートサンですから購入動機は当然1、4、10の存在だったわけなのですが。 もしこれが10年前だったらトミー・アイアー目当てで買い物かごに放り込んでいたことでしょう。2000年頃は今ほど英国民謡に毒されていなかったし、B級ブリティッシュと名のつくものは手当たり次第な感があったからね。 そういうことなんでジャクリンって誰ですか?状態です。 気の弱そうなモップ頭のこのお方はどこ出身でいつ生まれたんだ。そもそもジャクリンって本名なのかしら? アレクシス・コーナーのカバーをやっている時点で何かあるぞと気付いたワタクシ。 英国ブルース界のお父上をカバーするとはこ奴もしや。 そんな予感はぴたりと当たり、フォークじゃないっすブルースです。 そりゃもう香ばしいほどに男くさいんだ。 いやもう男じゃないな。漢だな。 聴いているだけで汗臭さが漂ってきそうな…うむ、意外とつるはし+ドカヘルが似合うかもしれん。 1曲目を聴き終わらないうちに気が付きました。 ロリー・ギャラガーとかぶりまくりですよ彼。 顔は喧嘩弱そうだけど歌声とギターは腕っ節強そうなところなんてすごく似てる。 当然ながら3つのトラディショナルもいわゆるフォークではないです。 4はグレアム・ボンド・オーガニゼーションが演奏していたし10はそのロリー在籍のテイストが取り上げていたっけ。 ヘヴィでハードでブルージー、曲のクオリティも上々。 たぶんこれ、演奏者に有名人がいなかったら本当に「知る人ぞ知る」存在になっていたんじゃないかと。 前回のジャック・ザ・ラッドにゲスト参加していた鍵盤奏者を仲介役として何の気なしにレビューしてみたジャクリン。 意外なほどにかっこよくて得した気分です。 http://www.simoneyre.com/ 巡り巡ってトミー・アイアーの弟の公式を貼ってみる。 兄上がいなくて寂しいよ的なことが書いてあって切ないね。 …としんみりしつつ、 今朝のゲイリー・ムーア急死の知らせには言葉を失ったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/07 09:56:02 PM
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