カテゴリ:50&60年代男性ソロ
アメリカの大ベテランフォーク歌手、ピート・シーガー。現時点(2011年9月)で92歳というのだから恐れ入る。ピートの2人の兄はいずれも鬼籍に入っているが、ともに90代での大往生なので末弟のピートもまだまだ長生きしてくれそうだ。 ペギー・シーガーは腹違いの妹、英国フォーク界の大物イワン・マッコールは義弟(ただし期間限定)。自身の子孫も何人かは芸能界で活躍している。 本作は“American Favorite Ballads”と副題が付いているように、コンピレーションの形を取っている。 データ不足のためはっきりしたことは言えないが、歌声の若々しさからして40歳台前後での録音からチョイスしたものが中心と勝手に予想。 “峠の我が家”、“スワニー河”、“アルプス一万尺”、“リパブリック賛歌”(ともだち賛歌)、“おおスザンナ”…。バンジョーに導かれて歌われる楽曲群は、私たち日本人にもなじみ深いものが多い。 昭和50年代生まれの私(またの名を就職超氷河期世代)は上記の楽曲はすべて音楽の授業で習ったが、今の小学生はこれらを教わっているのだろうか? 旋律は単純明快、歌声は優しく柔らかめ。 殺人を主題にした歌も含まれているため子供向けの作品と断言するのは危ういかもしれないが、個人的希望としては義務教育用の教材に使用してもらいたい。というか英語が母国語じゃなければ歌詞なんてそんな気にしないしな。 アメリカの良心とも言うべき好作品だ。 http://www.peteseeger.net/ 大正8年生まれとは思えません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/23 10:12:48 AM
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