カテゴリ:70年代男性ソロ
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グラスゴー出身のクレム・アルフォードはマジック・カーペットのメンバーとして知られている。 レコード屋の窓辺に飾られていたシタールを衝動買いしたのは60年代半ばのこと。それ以前にはバグパイプについて学んでいたこともある彼、68年に「もう我慢できない! ちゃんと勉強するっ!」とインドへ渡ったのだった。 当然のことながらシタールが全面に渡って響いている。 とはいえゲスト楽器の登場頻度も低くはなく、時にはエレキギターが長いこと主役を張っている場面も。 4のキーボードはまるでマイケル・ジャクソンがムーンウォークを始めそうな雰囲気だし、ベースも自己主張が強い。 マジック・カーペット時代の同僚ケシャヴ・サテは2と3でタブラをプレイ。 乾いた高音も湿り気のある低音も出せるこの太鼓は実に表情豊かだ。 なおインド生まれの彼が英フォーク界を代表するギタリスト、ジョン・レンボーンがペンタングル解散後に結成したジョン・レンボーン・グループの一員でもあることはご存じの通り。 伝統にがんじがらめになることなく、積極的に現代音楽とのコラボを図っているラーガ・ロック。オールインスト、約60分。 http://www.myspace.com/clemalford お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/25 07:15:13 PM
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