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花と野鳥と 時々寄り道

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September 26, 2008
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カテゴリ:暮らしを彩る
 ずっと行きたいと思っていた藤城清治さんの影絵展 藤城清治展 光と影に行きました。

 以前、書店でレプリカの展示を見て以来、すっかり藤城清治さんのファンに
なったチビコと銀座で待ち合わせて、すぐに会場の教文館に。
 小さな書店ビルなので、いわゆるデパートの催事場のように、レプリカと作品
数点が並んでいるのかと思いきや、60点もの素晴らしい作品が並んで、
会場はもういつまでもいたいような幻想的な世界になっていました。

 平日の昼間だったので、お客様も少なく、ひとつひとつを丁寧に観ていたら
なんと2時間もたっていました。

 人間が勝手に「害獣」と呼び「駆除」してしまう熊達を少しでも救う手伝いに
なったら、と、日本クマネットワークの以来で作成したというポスターの原作
「森に入るときには鈴を鳴らそう」という作品は、動物達が安心して暮らせる、
以前のような森にとの願いをこめて、葉を一枚一枚切り抜くのに、なんと100時間
以上もかかったとか。
 観ていたら涙が出てきてしまいました。

 愛猫アラメの作品とアラメに寄せた詩の前でも、2001年9月11日に仕上げた作品の
前でも、カンボジアに幸せをという作品の前でも・・・
チビコとふたりでハンカチを目にあてながらしばらく佇んでしまいました。

 84歳という年齢ながらかみそりを持って、細かいパーツを切り抜くという作業をし、
素晴らしい作品を創造し続ける姿と、作品から伝わってくる生き物や人間に対して、
とても暖かく優しく、強い思いに、まさに胸を打たれる、という感じがしました。

 本当はレプリカを買ってきたいところでしたが、高価でなかなか手が出せず・・・
 結局、数枚のポストカードと作品を納めたDVDだけを買って帰ってきました。

 できればもう一度行きたいし、昇仙峡や茅野にある美術館にも行ってみたくなりました。
 銀座では10月24日まで開催しています。お時間のある方、ぜひ、いらしてください。



 





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最終更新日  September 26, 2008 10:36:41 AM
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