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阪神対中日の天王山第3ラウンドは阪神が4-0で勝利し
優勝マジックを6とした。この負けで中日の逆転優勝はなくなったと言っても
過言ではない。この3連戦で3タテを喰らわすことが出来れば
ほんの僅かながら逆転優勝の可能性はあったが
マジックが6となった時点でほぼ2年ぶりの阪神のリーグ優勝は
間違いないだろう。

このカード連敗で迎えた阪神は連敗ストッパーとして下柳を
先発マウンドに立て、コーナー低めを付く丁寧なピッチングを披露。
6回を被安打6、奪三振は僅か2と打たせて取るピッチングで自責点0。
その後は磐石のJFKリレーで完封勝利。
打っては兄貴金本の先制38号HR、桧山のタイムリーなどで効果的に加点。
打線がこの日も湿りがちであったが、この展開なら4点あれば楽勝。
欲を言えば1，2番の出塁率が上がればさらに得点が増えるのではないか。
あとは金本のHR数が伸ばせることが出来れば言うことなし。
赤星の盗塁王、今岡の打点王はほぼ当確。最多勝争いも
注目したい。

昨日の発表でヤクルトの若松監督が今季限りで
ユニフォームを脱ぐことが決まった。
99年に監督就任し、01年に日本一となりその後は4年連続Aクラスを
続けてきた。7年やって1度しか優勝はないが、怪我人続出やFAなどで
苦しくなった台所事情でのAクラス確保は素晴らしい手腕だったと思う。
選手の自主性に任せ、あまりとやかく言わず選手の気持ちをくみかばうなど
選手からの信頼も厚かった。時期監督には選手兼監督の古田捕手が
最有力候補。チームをどういう方向へ進めていくか非常に楽しみである。

最後に、パ・リーグではソフトバンクとロッテの差が縮まってきた。
あれだけ差が開いていたのに気が付けば僅か2ゲーム差。
今のロッテの勢いなら
もしかしてもしかするとひっくり返ることがあるかも…
あとプレーオフ出場3位争いの西武、オリックスも熾烈。