カテゴリ:野球
ア・リーグに続いてナ・リーグのゴールドグラブ賞が発表された。
あまり表立って出てきていないが ジャイアンツのキャッチャーであるマイク・マシーニーが3年連続4度目の 受賞を果たした。素晴らしいと思う数字が一つ有り、 何が素晴らしいことかと言うと失策の数が僅か一つであったことだ。 キャッチャーをやってきてよく犯すミスの一つとして パスボールというのが存在する。エラーがシーズン通して たったの一つというのは、これこそ鉄壁の守りと言えるのではないか。 これで投手のいいところを引き出し、リードがよくなれば メジャーでも屈指の選手に数えられるが これがそうもいかない。やはりキャッチャーは難しいポジションである。 投手を引っ張るリーダーの素質はもちろんのこと 最近では打撃も重視されるし、試合展開によっては臨機応変な対応が 必要になってくる。メジャーで屈指の捕手になるには かなりの時間を要する。 果たして、城島はメジャーの捕手として成功するだろうか… あと先程のマシーニーと同じチームメイトである移籍1年目の ビスケルが4年ぶりに選出された。ショートストップは難しいポジション なのでエラーが7つというのは、まずまずの数字でないかなと思う。 “オズの魔法使い”と言われたオジー・スミスの二・遊間の最年長記録を 1年更新した。名手といわれたビスケルも今年で38歳となり 往年の体の切れが徐々に落ちてきているにもかかわらず この賞を受賞できることは大変名誉なことだと思う。 来年も今年のような名手と呼ばれるプレーで観客を楽しませてほしい。 あと外野では2冠王に輝いたアンドリュー・ジョーンズに ジム・エドモンズ、さらに初選出となったボビー・アブレイユが受賞。 ジョーンズに関しては全く文句のつけようがなく今季のエラーは 僅か2つのみでエドモンズも同じく2つ。 ジョーンズは8年連続8回目の受賞でこの賞では指定席となりつつある。 エドモンズも6年連続8度目と同じく指定席となっている。 あと残り一つの席の入ったのが、オールスターゲームのHR競争で 見事1位の栄冠に輝いたボビー・アブレイユ。 今年ブレイクした一人である。打撃もさることながら俊足により 守備範囲が広い。今季のエラーは4つあったが、選出されるには 十分の数字だろう。来季も打ってよし、守ってよし、走ってよし の3拍子揃ったプレイヤーになってほしい。 よくメジャーでは5ツールプレイヤーという表現をするが 敢えてここは日本の3拍子という形容詞を使用しました。 参考までに5ツールとは打撃、パワー、守備、肩、走力の5つである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 3, 2005 05:48:11 PM
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