アート オブ スター・ウォーズ エピソード3展
息子に頼まれて、目黒と有楽町、両会場に出かけた。目黒区美術館は権之助坂を下って目黒川を越えた先。ここの目玉は、ダース・ベイダー誕生の手術台とのこと。映画で実際に使われたセットとのことだが、「何だこれ~」ってレベル。「パドメの手術台」も同様。アートというより、単なる大道具にしか感じられない。その他、銃とか、乗り物、モンスターなども彩色を施していないプラモデルを展示しているみたいでだ。映画を見てそれが何なのか知っているからまだましだったが、知らない人が見たらさっぱり分からないだろう。目黒の方は2階の会場をちょこっとまわってあっけなく終わってしまった。国際フォーラム。こちらの目玉のアナキンのジェダイ・スターファイターは上半分だけのセット。オビ=ワンのジェダイ・スターファイターは実物大とのことでマイクロバスぐらいの大きさ。あとの展示は目黒と同様の感想。こちらの会場ではカタログのページがそっくりそのまま、解説として壁に貼り付けられており、みんな熱心に読んでいる。それにしても、一会場にまとめて入館料1,400円だったらまだ納得できるのだが、2会場に分けてそれぞれ1,400円ずつ取るなんて、(両館セット券は2,500円)内容のわりには高すぎる。映画をもう一度見た方がよっぽどいいと思った展覧会だった。所詮、映画の中でのおとぎ話として楽しめればいいのだが、それを白日の下にさらしてしまったので、がっかり。